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出水電器さんでのイベント [オーディオ]

7月26日(土)の 出水電器さんのイベントには定員を超える多くのハイエンドオーディオマニアの方においでいただきありがとうございました。
私にとって新試聴室では初めてのイベントで有り セッティングも数時間しか出来ない中 親切にお手伝いしていただいたり、イベント前から盛り上がるようなそんな 試聴会になり、とてもたのしく行うことが出来ました。

とにかく 日本を代表するような ハイエンドマニアのかたが来て下さいましたし、雑誌社や関係者も来ていただき、かなり注目していただいたと感じ、こちらもうれしかったです。
その分 仕事で慣れているとは言え ちょっと上がりました (大汗)

また イベント後の親睦会もかなり盛り上がり、全ての人とお話が出来ませんでしたが、こちらも濃いオーディオの話が出来てとても良かったと思います。

さて 今回は  題して 「10MHzマスタークロックサウンドの夕べ」 ということで行いましたが、この企画が出来たのも 今回開発した MTCSS Unitのおかげです。
と言いますのは 出水電器さんのシステムは

デジタルチャンデバを使ったマルチアンプシステムです。つまり チャンデバやプリアンプ、DACなど全てクロックは使えないのです。
こういうシステムこそ MTCSS Unitの本領が発揮できる場になります。 なにしろ本来不可能な 10MHzマスタークロック同期が 出来てしまうのですから・・・・

そして 音が変わるだけでなく 音が良くなる ということが特筆すべき事なのです。
音を変えるのは簡単ですが、良くするのは至難の業とオーディマニアの誰もが思っていることと思います。それも ハイエンドとなればなおさらです。

お客さまの多くの感想は 10MHzマスタークロック同期すると クリアーで立体感がでてリアルな感じが凄い というような感想が多かったです。

event1.jpg

今回は

DPAT Seven64 Model 496 → デジタルシステム(プリ、チャンデバ、DAC) → アンプ → SP
というオリジナルサウンド

そしてクロック同期の方法は

DPAT Seven64 Model 496 内部10MHzマスタークロックでの同期
MTCSS Unit 内部10MHzマスタークロックでの同期
当社 ルビジウムクロックユニット 10MHzマスタークロックでの同期
Abendrot STUTE ルビジウムクロックユニット 10MHzマスタークロックでの同期

とクロックと同期方式を4種類も変えて実験しました。

お客さまからの質問も DCS ビバルディのクロック同期 や CH presision の クロック同期などと MTCSS Unitの違いなど 比較対象も、ものすごい装置ですが、質問の内容も濃く、かなり凄い試聴会になったと思っております。
実は 価格設定は全く異なりますが、MTCSS Unit や 今回は搭載されてはいましたがデモは行わなかったDACは、そういうハイエンド機器を比較対象として開発しています。 

さて
MTCSS Unitは 簡単に言いますと 上流のクロックを捨てて クロックを差し替えるシステムです。
一般的に行われてきた ワードクロックを入れるものとは本質的に異なりますし、元のクロックを生かしてリクロックする物とも違います。

しかし インストールはとても簡単で MTCSS Unitを お使いのSPDIF接続間に挿入するだけでシステムが完成します。
クロックジェネレータや専用の基板などは不要です。

さて 来ていただいた方には サラッと説明しましたが なぜ CDを大切にしているかなど、私の想いは、良い音質を追求することは技術会社として当然のことなのですが、最も大切なのは「音楽を楽しむ」と言うことです。 きちんとした技術が無ければ そもそもハイエンドオーディオという 高音質を得ることは不可能でなので確かな技術は絶対に必要ですが、最新の技術を使っても良い音かどうかは別です。 そして そういうテクノロジー的な事よりも、皆様が最も聞いている音楽のその殆どが CDだと言う事実を大切にしています。

もちろん MTCSS Unitは 192KHzまでの ハイレゾデータも再生できますが、それよりも CDがよい音がしなければ意味がありません。

好きな音楽を さらに良い音で聞きたいと思うのは オーディオマニアはもちろん、一般の方でも同じだと思います。

好きな音楽、思いでの音楽を もっと良い音で楽しむ。 そう言うことのために、MTCSS Unit の技術は存在するのです。 

実は 次の日に時間が無くてデモが出来なかった 本来一番多いと思われるシステム構成の

CDトランスポート → DAC と言うシステムに MTCSS Unitを繋ぎ クロック同期してみました。
使った トラポは スチューダーです。
スチューダーは 知っている人には解る スチューダーっぽい ・・・・ なんというか アナログっぽいと言うか 独特のサウンドですので どんな音になるのかと 結構ドキドキしましたが、 ルビジウムクロック同期では何度もいろいろな曲を最後まで聴いてしまいました。
あまりに良いので 電源の威力を! と島本さんが 200V に変更し、しっかりとした アース処理し聞き直しました。
セッティングはワイヤーが届かず スピーカーの上においたり、完全なセッティングでは無いにもかかわらず凄いサウンドでした。

特に私は 凄く感動したのは カノンです。 正にそこで演奏しているような 立体感のあるサウンドに変わった音は、音を聞くと言うよりも 音楽を聞いてしまいました。 

スチューダーの ルビジウムクロック同期 こんな事が簡単に出来るのが MTCSS Unit 8128なのです。



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