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カモメカブ 改造作戦 キャブ装着 と ナンバー取得 [車・バイク]

さて キャブ。
色々迷ったのですが、まともな物は うん万円もするんですよね。
実は 改造計画は 5万円以下 と心に決めていたので、中国製のキャブを買ってみることにしました。
まあ 流石に動くのではないかと・・・・

選んだのは PC20相当 互換品らしい amazonで ポチッ! 2700円。


(現時点で在庫切れみたいです)

あとは マニホールド。これは 長野のミニモト(中国製造です)1650円 ポチッ!

エアクリーナーは 純正は使えそうも無いのですが、なんとかトライすることにしました。
ガソリンコック、メインジェットなど 細かい物も注文 ポチッ!3000円くらい。

さて 大問題のキャブです。
カモメカブの場合 色々スペースの関係で付かない場合も多いようです。あまり書かれていないのが怪しい。


キャブは 全分解して バリ取りと洗浄。 バリは意に反してほとんど無し。カッターの刃でない方の角を使ってサラッと落したりして終了。
ジェット類も問題無さそうです。

ちなみに 何でキャブも変えようかと思ったかというと パワーを求めているのでは無く、以前レストアした純正品ですが、中は固着状態が酷くレストア時にかなり磨いたんです。どうも それが問題あるんじゃ無いかと・・・ どうしても減ったり傷が付きますから・・・
C50-kai5.jpg
マニホールドは 到着してみると デカッ! 
C50-kai4.jpg
かなり心配になりましたが、キャブを付けて見るとそれほどでもなく しっかり付きました。
シリンダーヘッドですが、リューターで削ろうかと思ったのですが、失敗すると元に戻せないのであえて 段差付きのまま放置。 トルクアップさえすれば良いので、無視、無視 無視・・・でも 将来は(笑)

アクセルワイヤーは そのままでは以前のキャブから外せなかったので、仕方なしに 結構いろいろやったら壊しました。 ゴメンナサイ と言う気分になりました。 ワイヤー先に買っておけば良かった。

とりあえず 装着。 問題はエアクリーナーと 燃料コックです。
純正は 燃料コックがキャブに直付けされていますが、今回は1系統。
社外品の燃料コックを付けてそこから キャブに配管。
エアクリーナーは ダクトがどうしてもフェンダーに当たってしまうので 内部の鉄の枠を曲げて ギリギリ擦るくらいにしました。 性能ダウンですね。 大丈夫かな? 
これは 後でなんとか考えます。
一応 エアフィルターは 安い物は買って有るのですが、やはり純正品が雨の日でも安心で良いですよね。

C50-kai6.jpg

こんな感じになりました。

さて エンジン!
いやあ 全くかからない・・・ なんで?
かなり焦っています。元のキャブは無いし・・・ と思って とにかく長時間キックしていたら なんと ブル!
あれ あれ と何度もキック。人間の限界で ヨタヨタしたその後 始動! どうやら 整備中なので燃料タンク最小で動作させていたので燃料が上手く行っていなかったようです。ヨタヨタで燃料パイプに燃料が行ったかも。ONから リザーブにました(笑)
実は ものすごく焦りました。
どんなものでもそうですが、動いている物は直しやすいのですが、動かない物は かない大変ですから・・・・

問題のキャブ調整。 メインジェットとかは沢山用意しているのですが、 どっちみち慣らし運転をするので スロー側がきちんと調整されていれば問題無い と思い、とにかくスローを何とかしました。

エアスクリューの戻しは 半回転くらいで 安定。 つまり 多分 少し 薄いですね。 
その状態で アイドル調整して 空ぶかしすると どうも変。 失火では無いのですが アクセルに付いてこない。標準的な 1と1/2程度戻してもあまり変わらず。これはキャブでは無い と判断はしてみたものの 変だなあと いろいろ考えたのですが、やはり キャブを分解するのもなあ・・・ と とりあえず スロージェットの予備を買ってはみたものの やはり 変。 というのは、最初は良かったんです。キャブなら いつでも変なはずです。
良い物が 悪くなるのは なんか変化が。 温度かとも思ったのですが それにしても そんなに変わるかなあ と・・・あれこれ 見たら・・・ エアクリーナーに隙間が。
どうもスーパーカブは このあたりがシビアなようです。以前もこれで不調になりました。
上手く塞いだら なんと絶好調!

もう いても経ってもいられず 速攻 改造申請書を作りました。
ということで 速攻 改造申請書もって 資料も持って 判子持って 書類揃えて、市役所へ・・・・・

あっ! 初めて知ったのですが、一度廃車するんですね。 
新しく 88ccの改造バイクで登録して 晴れて黄色ナンバー取得。 改造申請書作っておいたので 話は早くて 超簡単でした。料金もかかりません。 税金が高くなるだけです((^_^;

いやあ 嬉しかったです。 昔はやりたくてもなかなか出来なかったですから・・・小さな夢でした。
しばらく慣らし運転 と行きたいところですが まだ問題が。早く乗りたいのですが、まず重要な自賠責です。
これは 友人の自動車屋に電話をして 速攻 来ていただいて、判子をついて 移動申請。
ついでに 友人にエンジンの音(メカニカルな方)を聞いていただいたのですが、上手く組み上がっているみたい と太鼓判。良かった!
実はこの人 外車のバラバラのバイクのエンジンを組み立ててしまうほどの達人です。やはり 音が勝負です。音って機械の摩耗状態とか 動作状態とか 色々解りますよね。
ここにも オーディオの知識は知らず知らず有効に働いています。
タペットなんかも 音ですね。調整時は 最終的には隙間の具合は指の感。5/100の 2/100差 位は解るのですから凄いですね。
ちなみに 口の中の歯。治療した際などの段差が気になることありますよね。同じように 100分台が多いそうです。

仕事では プラスチックの巨大な押し出し成形機ですが、ずっと整備してきましたが、 良い音しているときはまず大丈夫なんです。ベアリングが減ってきたり オイルが劣化してくると音が変わります。
切削工具なども同じですね。

というわけで これで やっと慣らし運転が出来ます。
おっとその前に ステッカー。 例の三角とフロントの半円みたいな アレですね。

晴れて 原付二種!

家の周りを グルグルグルグル・・・・ なんか 気持ちが良いですね。
40km/hで走っていても 問題無いし(笑) 交差点でもスッと発進出来るし・・・

10kmほど走って戻ってきました。

とにかく トルクが凄い! セカンド発進は 今までは 足でエイッと蹴ってでたのに アクセルだけで そのままグイグイ加速! 以前は 40kmからは 使う気もしない 加速だったのに、そこからぐんぐん加速しちゃいそう。
もちろん慣らし運転なので 40km/h以上出さないように 頑張りました。
ローでの発進 平地では要らないですね。 これは凄い。 慣らしが終わったら 積む荷物の重量や坂路など確認し、使用回転数に応じて 問題あったら減速比を変えようと思います。
60km/hで 余裕を感じられて かつ 荷物を積んだときの坂路などで問題が無いか と言う感じですね。

・・・で

実は ガソリンパイプが古くて緩かったりしていたので 手配済み。それを交換したら全部組み立てて 慣らし と キャブ調整に入りたいと思います。

壊れないことを祈りつつ・・・


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カモメカブ 改造作戦 エンジン調整(タイミング) [車・バイク]

さて あそこまで終わったので あとは エンジンかけてみよう!
ということで スプロケットカバー付けたり マフラー付けたり 元通りにして・・・・・

おっと! どうせ スプロケット換えるので、今のうちに換えておきます。
というのは 慣らしをしなくてはいけないので 回転数が上がってしまうローギアードではよくありませんので・・・・

元は13Tですが、15Tにします。
8500rpm時 速度が 60Km/hから 70km/h 位に変化します。
もう少し最高速が欲しいですが、ハイカムを入れてあるので 9500rpmほどは問題無く回ると思いますので とりあえずそうしておきます。

C50-kai2.jpg

ドキドキの エンジンスタートです!
チョーク引いて・・・ キック! あれ? なんだか 変・・・ 圧縮が無いような?
更に一撃! やっぱり変。
ただ 何回かキックしていると抜けている感が無くなりました。 もしかして オイルが回っていない(劇(^_^;

と思ってキックしていると ブル スコン。 おおっ! かかりそう。

5分ほどの格闘の末 かかりました!。 なんか 全然良い音している! (やっぱり音から入りますね)

あまりに問題が無いので しばらく暖機して ちょっと乗ってみました。
セカンドで 。。。 おおっ! 雲泥の差! グイグイ加速します。

これは 壊さないように まず タイミング調整

C50-cyousei2.jpg

じゃーん。 大昔 うん十年前から使っている タイミングライト。 ナショナル製です(^_^;
C50-CYOUSEI3.jpg

タイミングをみてみますと ほんの少し 進角気味ですが、まあ 逆に問題無いでしょう!

C50_kai1.jpg

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スタンドも シャーシブラック塗って 少しは綺麗になりました。

慣らし運転の前に ナンバー取らなくちゃ ・・・と その前に キャブ!
気になるのは ノーマル状態での息つきです。 キャブ換えれば治るかなあ
プラグをみてみますと ちょっとかぶり気味。 家の敷地内だけなので まあ とりあえずOKとして さて 次は キャブだ!










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カモメカブ 改造作戦 キット到着 [車・バイク]

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ガレージで朝日を浴びて たたずむ カブ君 

そして 待ちに待った キットが到着!
C50-4.jpg


じゃーん!

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おおっ! 流石アルミで綺麗ですね。

事前に カムシャフトやロッカーアームなども綺麗にしておいたのですが・・・・あっ!
カムシャフト どのくらい違っているのか興味があります。
C50-bunkai11.jpg

んーん 左がハイカムですが、ほんのちょっとカムの位置がズレているようです。
まあ 自分では作れないので、後で専門家の話を聞きに行こうと思います。

実は 私の友人に凄い人がいて 車の設計をしていた人がいます。
エンジンは勿論、全てやっていました。F3000から市販車まで・・・・
今度 聞きに行ってこようと思います。

と言うことですが 早く仕事を終わらせて・・・・


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さて組んでいこう!
取扱説明書では ピストンなどからなのですが せっかくいじっているので まず ハイカム入れちゃいます。

・・・で お次はピストン!
C50-bunkai12.jpg

事前にピストンリングを入れておいたピストンを、クランクに付けます。
これが 最も難しい作業でした。 クリップが上手くはまらないのです。
というのは 机の上ならなんとか行くのですが、4本のボルトの隙間から作業をし、かつ ピストンに傷が付かないように、かつ クリップを吹っ飛ばさないようにしなければんりません。
これが最も大変でした。
ちなみに ピストンリングプライヤーも持っているのですが、この程度の大きさのピストンリングでは不要でした。

あと 今回感動したことなのですが、ピストンのスカート部に 灰色の物が見えますが、多分テフロンか何かです。
昔は マイクロロンなどでテフロン処理をして組んだ方が当たりが良かったのですが、 現在ではこういう風に最初から付けてあるんですね。 一流のものは多分こういうところが違うんだと思います。
高くても しっかりしたものを買った方が良いですね。

お次はシリンダー!
事前に 旧シリンダーとピストンではめる練習をしておいたので 比較的楽でした。
ここでも 手持ちの ピストンリングコンプレッサーは不要でした。手で出来ちゃう((^_^;

C50-bunkai13.jpg

そして シリンダーヘッド取り付けです。
C50-bunkai14.jpg

高圧縮で バルブの逃げがギリギリなので大丈夫かなあ なんて思う狭さです。

シリンダーヘッドが上手く装着出来たら お決まりのトルクレンチで 締め込みます。
これは やはり必要ですね。ネジ締めは 何十年もやっているので 手でやっても 結構均等に出来ますが、きっと 後で差が出ると思います。
C50-bunkai15.jpg
定番の東日製 モータースポーツ用を使っています。

C50-bunkai16.jpg

最後に カムスプロケット 装着。 スプロケット の ○ マークと キリカキを合わせて元に戻します。

仕事が終わった後 で始めましたが 約2時間半くらいかかりました。

疲れたのと 慌ててやると失敗するので 本日はここまで! 

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カモメカブ 改造作戦 ノーマル分解編 [車・バイク]

キットが来る前に 分解しなくちゃ ということで 綺麗にした後分解をはじめました。

おっとその前に! まあ 綺麗にするのは古い車やバイクを保存したい と言う場合にも同じですが、最近思ったのは やはり道具は使わないともったいない という感覚があります。
まあ コレクションも良いですが、やはり使える と言うのが良いですね。
何台も持っているのも良いですが、使えれば更に良いです。
・・・で 先に書きましたが 原付は現在の交通事情に合わない と言うのが最も大きな理由で、流石に恐くて乗れません。乗れるようにするためには 流れに乗った運転が出来る物が良いです。

ということで とにかくお掃除は入念に! ゴミが入ると壊れますから・・・
また せっかく分解するのですから 後々綺麗な方が良いですよね。
C50-1.jpg
結構綺麗になりました!

さて 分解です。
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スタンドなど まだ汚いですね。 ステップは 外した方が良いので、どうせなら塗装までしたいと思います。
スタンドは 最後ですね。

C50-bunkai2.jpg

カムのカバーを外します。
ホドホドに綺麗ですね。・・・・で スプロケットを外す・・・・本当に外れるのだろうか?
あ スプロケット浮かせればズレるので外れますね (^^;

ヘッドのボルトを慎重に緩めて・・・シリンダーまで外します。
C50-bunkai4.jpg

C50-bunkai5.jpg

ゴミなど入らないように ウエスをつめて・・・・

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ピストン様 40年以上 ご苦労様でした。


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カモメカブ 改造作戦 キット選択 [車・バイク]

さて ボアアップと言っても いろいろありますね。

原付二種にするだけなら 50ccを超えれば良いのですが、それでも楽しくありません というか、流れに乗るには それ相応の力が必要ですよね。あと マニュアルクラッチが無いというのは、パワーがあった方が良いに越したことはありません。


・・・でも・・・ 

そもそも 50ccなのに ドカンとシリンダーを大きくするのは 信頼性など 熱対策などの面から好ましくありませんよね。
どのくらいが良いのかなあ・・・

ということで 調べてみました。

実は ホンダスーパーカブですが、昔はものすごく耐久性があり 定評があったことは誰でも知っていることですが、ある時期を境に壊れやすくなったそうです。
。。。で また 国内生産に切り替えたりいろいろあるみたいですね。

72cc ボア径 Φ47 ~ 88cc ボア径 Φ52

位が良さそうですね。
キャブを換えれば これでもかなり良さそうですが、パワーアップにともない問題がドンドン出てきます。
遠心クラッチなど強化しないとダメになりますし、パワー出し過ぎると色々問題が出ます。


いろいろ考えました。


とりあえず よく分からないので とにかく やってみる(笑)

1,とりあえず ノーマルヘッドでノーマルキャブ利用 

2,ハイオク仕様

3,カムシャフトも後で入れるのは面倒なので ハイカムに換えてしまう

4,後から アップグレード

と言う条件で探してみました。

有名どころでは キタコ や SP武川 が良さそうですね。

ここで気がついたことですが シリンダーですが、鋳鉄とアルミシリンダーにスリーブ、アルミシリンダーに硬質メッキ の3種類があります。

鋳鉄は 放熱の関係からか 75ccでした。 SP武川では アルミシリンダーにスリーブが安価です。

沢山お金をかけるんだったら バイクの組み立てキットが10万円以下であるので、もったいないです。また 1万円以下という物も有るのですが、安価な物はどうやら バリがあったり、精度の関係で壊れやすかったりいろいろあるみたいです。


ということで ハイカム+88ccの手頃な物で安価な物 にピッタリの SP武川の Sステージボアアップキット88cc(Hシリンダー)
ライトボアアップキット 88cc ボア径52mm 圧縮比11.5:1
シリンダー:Hシリンダー
付属カムシャフト:スポーツカムシャフト
01-05-500H

にしました。
特性曲線では 低速はノーマルと全く変わらない曲線で心配ですが、そもそも ボアアップと高圧縮比ですし 低速トルクは 同じはずはない という甘い考えで ポチッ! (笑)

最悪でも 原付二種になるので いいかなあ と言う感じです。






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カモメカブ 改造作戦 [車・バイク]

まあ 今年は 本当に梅雨らしい日が多くなかなか遊べません。 ジッとしていたら どうも せっかく動くようにした カモメカブがもったいない と思うようになりました。 実は 2年ほど前は結構カモメカブで移動していたのですが、「煽り」や「幅寄せ」など危険な目に散々遭って 大型バイクにその役目を変えたのですが、なんだか せっかく復活させたのに もったいないなあと・・・・ そもそも 出発して直ぐに 国道を走らなくてはいけない と言うのが最も問題なのです。 原付一種 つまり 50ccバイクで30km/hで走るのは 交通の流れから言って問題です。 しかし スピードは出せない・・・ 直ぐに免停ですね。 唯一の解決法は 原付二種に変えることですね。 でも 買い換えたら意味がありません 最終手段は 改造申請して ナンバー取得! これ行くことにしました(笑) まあ 中学の技術家庭課の授業を思い出せばなんとかなるかなと・・・・ ボアアップキット探しました! しかし 世界に誇る ホンダスーパーカブは凄いですね。  1976年ものなのに、まだ キットがある! どれにしようかなあ・・・ ワクワク とりあえず エンジン綺麗にしておこうっと・・・ C50-1.jpg
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