SSブログ

新型レヴォーグ レビュー ウインタータイヤチョイス! [車]

新型レヴォーグですが、納車が真冬と言うこともあって、最初にレヴォーグを堪能したのは「スタッドレスタイヤ」での評価です。本当は サマータイヤで試したかったですが、仕方ないですよね。
それでも 新型レヴォーグは スタッドレスタイヤで この乗り味、騒音の無さ、素直なハンドリングは特筆すべきものがあると思います。

さて 新車に 私がどんなスタッドレスタイヤをチョイスしたのか レビューします。

タイヤは ヨコハマ ice GUARD iG60 215/50R17
冬タイヤ3.jpg

冬タイヤ2.jpg

私は スタッドレスタイヤは ヨコハマ か ブリジストンと決めています。 理由は簡単で 雪道の挙動が ずっと使い続けているので それぞれよくわかるタイヤだからです。

ヨコハマとブリジストンの最高峰レベルのタイヤを比べて先ず思ったのが

ブリジストンは トラクション重視 ヨコハマは トラクションと横滑りのバランス重視

と感じています。
かなり昔になりますが、モータースポーツをやっていたときも 同じように感じました。
ジムカーナで表彰台に立てるようになったときも 実はヨコハマからブリジストンに変えたときです。
ヨコハマは非常にコントロール性が良いのですが、優勝争いになると どうしても負けてしまうんですよね。初めて優勝したときは ブリジストンに変えたときです。 あと コンマ数秒で頂点 と言うとき、勝てると確信しましたが、問題は横滑りのコントロール。これが難しかったです。カウンターを当てずに ニュートラルステアに近い状態で踏みっぱなしが最もトラクションがかかって速いですが、それのコントロールですね。
トーイン、キャスタなど アライメントを少しずつ変えて 友人やチームで練習走行に彼方此方のジムカーナ練習場に行っていたのを思い出しました。(貸し切りは結構お金がかかりました(^^ゞ )

何故こんなこと書いたかというと スタッドレスでも同じような感覚があるからです。

一般的に トラクションがかかる ブリジストン BLIZZAK VRX(2含む)あたりを選びたくなります。

でも 私はあえて ヨコハマ ice GUARD iG60 215/50R17 91Q 

理由は トラクションと横滑りのバランスがとても良い ということです。
私もFF車であれば きっと ブリザックを選んだと思います。しかし 新型レヴォーグは AWD(4WD) でトラクションの心配がありません。坂道でもFFに比べ圧倒的な強さを発揮し、比べものになりません。上らない不安が無いのです。
こうなると 横滑りのことを考えた方が良い という感じです。選択はこのような感じで行いました。問題は停止ですね。でも 4輪同時に結合されていながらブレーキも効くのであとは 電子制御次第でしょうか。
まあ 簡単に言うと 今までずっと使い続けてきた ブランドで安心、と言うことですね。
(別の車では近年ブリザックも履いていましたのでその年のタイヤ性能比較は車は違いますが、ある程度把握しています。)

新型レヴォーグで ice GUARD iG60 を付けたときのレビューとなります。

高速編
高速道路では、新型レヴォーグの特性もあり、ハンドルが軽すぎ位のイメージですが、どこかに行ってしまう感覚では無く ただただ 軽いと言うだけです。直進性も素晴らしく、フラフラすることは全くありません。また 静粛性も非常に良く、これも 新型レヴォーグが静かすぎる と言うこともあると思いますが、五月蠅いノイズも無く 全く快適です。

雪道では無く 乾燥 または 融雪材でベタベタ、雨 と言う状況です。 雨では 独特の水切り音? みたいな音がありますが、不快と言うほどではありません。

一般道 旧碓氷峠登り坂
こちらは スタッドレスタイヤと言うことを忘れてしまうほど、普通の乗り味でした。なんか サマータイヤみたい。
流石に切り始めは クッと入ることは無いですが、レヴォーグでは 本当に素直で滑らか。
ご存じの方はよく知っていると思いますが、群馬県側のカー部数表示のスタート地点付近では 一台やっとの狭い道ですが、その道としてはかなりのハイスピード30~40Km/hでも腰砕けになることは無かったです。40kmちょっとこえる 曲がれそうにも無いコーナーでは流石に腰砕け感もあり、グリップしていない感じがありますが、なにしろスタッドレスタイヤです。出来過ぎだと思います。扁平率50だからかな? いつもは 60でした。
接地感もあり、アクセルオンのまま限界付近になると ほんの少し前輪から 抜けていく感 はありますが、はっきりとわかり、少しアクセルを抜くと 逃げている感覚が消え スッとインに入るので安全です。

一般道 ワインディング 圧雪路の登り
これは 正直自分としては 楽しくない(笑) 制限速度で普通に走っていると何事も起きない (^^ゞ 
一般的に言うと 超安定で制限速度以下であれば かなり安心感が高い走り味ですね。
プロのレビューを見ていて思ったのですが、どうもこの感覚はタイヤでは無く プロのレビューで言うところの車の特性の方が大きい と感じました。

踏んでも 少しずつ前後揃ってアンダーが出ていく という感じで一気に 踏ん張りが抜けそうにもありません。ただ かなりのスピードなので、こんな走りは家族を乗せてやらないです(笑) つまり 安全上問題なし。

一般道 ワインディング 圧雪路の下り

これは ちょっとよくわからない感じでした。雪道の急な下りでは 絶対スピードを落としてしまうからです。それでも 60km/hまで 許されているんだから・・・・ はできない急坂でした。
もちろん 制限速度内とかそういう問題では無く、安全上 かなりのスピードと感じるくらいで、新車なので これ以上は・・と言う感覚。

登りですと 万一何かあっても スピードは落ちる方向なので良いのですが、下りはそのまま まっすぐ行ってしまうこともあるので(爆) これ以上やりたくない と言う感覚ですね。
つまり 抜ける感覚は無く ニュートラルステアのままでした。
普通に走る速度であれば 問題は無いという感じです。

テカテカの ブラックアイスバーン

これは どんなタイヤでも とんでもないことになる 最も危険な状況です。坂ですと 止まらずドンドン加速します。冷や汗ドップリ状態です。ぶつかるか 登りになるか ほぼ平らが続くとかそうならないと止まらないという ツルンツルン状態ですね。
スタートは全く問題無くスタートしてしまうので、逆に問題です。その調子で止まろうとすると ブレーキで ツゥーっと 行ってしまいます。
4WDの欠点ですね。スタートで滑らないので 路面の状態がわかりづらいと言うことになります。
レヴォーグがと言う意味では無く 4WD全てに言えます。以前は FRベースでスリップすると前輪に動力伝達されるのではっきりわかったのですが、これは わかりづらいですね。
さて 停止の際です。レヴォーグとこのタイヤのセットでは ブレーキをかけても アンチロックが効くくらいで 止まらない というあの感覚はありませんでした。 20km~30kmだったら問題無い と言う感覚です。 流石に エイッと ステアリング切ってもまっすぐ行きますね(笑) でも 曲がろうとはしますよ。怖いですが・・・・

バリッバリのアイスバーン
これは スタッドレスの最も得意とする分野の一つかもしれません。 40km/hからの急ブレーキでも ガガが っと 制動がかかり スーッと行ってしまう感覚は皆無。
発進では やはり 滑らないですね(^^ゞ 以前は FRベースの 4WDだったので 楽しく発進できたのですが、何事も起こらない(汗

フカフカの 大雪。
キシキシと言うほどの 極低温の新雪。都会ではあり得ない 固まらない雪です。 これは 全く問題無いです。結構 エイって やってみましたが 抜けてしまうことは無く 曲がりながら抜けます。
そういえば 滑っていないからなのですが、横滑り防止は効いていないみたい・・・ つまり 普通に走っている分には そういう状況にはならないのでは? と思います。
つまりカウンター当てるような状態にはほぼならない気がします。昔のスターレットの4WD以外は カペラカーゴですら 遊べたのですが、レヴォーグは普通の雪道走行速度であれば何事も起きない という感じ。スターレットは 完全にアンダーで 曲がらず まっすぐ行くという感覚でした。

摩耗性
減り方ですが、1500km程の走行で こんな感じ
W_タイヤ1.jpg

まだ 新品時のスジマークが残っているので 減りはそれほどでも無いと思います、全面均等に減っているようなので 車のアライメントなどの相性も良さそうです。

まあ 全く問題無いのでは と思います。

総評(汗)
全て色々走ってみましたが、総合して、うまくマッチングしていて車の性能表示みたいな感じになっています。しかし 結構グリップしますね。 正直なところこれだけグリップしてしまうと安全に遊べない感覚なので よほど広いクローズドスペースで無いと 試さない方が良いですね。

登りのイメージ的に想像するに 限界を超えると スパッと抜けてしまうのでは無く 良くできたFFの様な挙動で アンダーがでて アクセルをゆっくり戻すと タックイン状態とはならず グリップが戻ればスッとインに戻ってくれるような 弱アンダーという感じに思えます。

下手すると 車が良いのでタイヤは何でもOK? なんてことは無いと思いますが、マッチングは良さそうです。
乗り心地も良く乾燥路面はロードノイズも感じないほど、快適。 雨になると いつものビー? と言うような小さな連続音が入りますが、かなり静かで問題なし。

総合して 全く問題無い! と思います。
ちなみに この冬は 一度も 怖い思いをしたことはないです。

どこかで 限界を実験してみたいなあ なんて思ってしまうほどです。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

新型レヴォーグ ベストバイは!? その2 [車]

新型レヴォーグは 本当に素晴らしいです。皆様に 最も自分に合った良い選択をしていただきたいとさらに思ったので、どのグレードを買ったら良いか! 再度別の角度と言い忘れたことも含め書いてみます。
さて 新型レヴォーグですが、あちこち気にしてみますと 欠点探しも多いようですね。それが仕事や楽しみの場合は どんどんやってもらえばわかりやすく良いと思います。変な言い方になってしまいますが、楽しみ、話題をホント与えてくれる車だと思います。
私は というと そんなことよりも、この車で人生を楽しむことをチョイスします。
それほど 車自体の使い勝手や存在を気にせず、暮らしが豊かになる車です。車に乗るときに 身構えないと言うか不思議な車です。
どこに出かけるにも 安心。疲れない車なので 変な話ですが、車に守られている、見守られている感素晴らしく 体調、昼夜、長距離、天候などを以前に比べあまり気にすること無く、人生を楽しむことができます。

これらは 冬に来た車だからこそ もっともレヴォーグの良さが身にしみる季節に買ったと言うことは幸運なのかもしれません。そして スバルも 意図したのか知りませんが、もっとも レヴォーグの良さを実感できる季節の発売ですね。惜しいのは 生産する日数ですが、それとて 8月から受注したので 最初に買った人たちは、さらに恩恵を受けているはずです。
冬タイヤ4.jpg
私の納車日は 大雪! 車屋さんから知らせが来たときに 実際に「今日か。。。いやだなあ」と思いました。大雪の日は 危険が一杯です。
しかし 行かないわけにいかないので、当然納車引き取りに行ってきましたが、レビューしたとおり、乗った瞬間から 安心して 帰ってくることができました。

その中で 良いなあ と 思った一つの要因は 「最初から自分の車のように乗りやすい」 ということもあげられると思います。シート、ステアリング、タイヤの接地感、大きさや取り回し、視認性など すべて何も考えずに帰宅できました。これは 当然購入したGT-EXグレードです。
40cmも雪がある場所で もし FFや 「なんちゃって4WD」ですと 非常に不安です。
チェーンをかけてしまえば良いですしが 雪が無い場所もあり、チェーンを頻繁に掛け替えするのも面倒です。今となっては高級品になるようなしっかりとしたもので無いと結構切れます。
やはり きちんとした クロカンのような デフロックできる本物の4WD、もしくは常時トルクがかかっている 4WDが良いですね。 

そんな中でさらに安心感があるのは、運転とか装備とかに余計な気を遣わない車だからだと思います。
本革シートの車も所有していますが冬場、雨の日などやはり気を遣います。

そう考えると やはり ベストバイ は 最も安価な GT

もう一つの理由を書きますね。 私の住む場所では 年間5~6ヶ月くらい冬用のスタッドレスタイヤの季節になります。 バイクや スポーツカーを楽しめない季節ですね。

雪はそれほど降りませんが、 毎日 氷点下。 マイナス10度になることもしばしばで路面も車もカチンカチン。そして 2月くらいまでは それほど多くはありませんが 20cm前後のサラッサラのパウダースノーが降る。そんな 場所です。

正直なところ 車を優しく綺麗に使うことが難しい場所です。

朝雪をどかして ドアをあげると ドサッと雪が入ります。当然シートもドア内側も雪だらけ(汗
しかしドアが凍り付いたことも無いので しっかり考えているのだと思います。
靴の雪も車内に入ります。そしてエンジンスタート! 約10分前後の暖気は当たり前。
そんな 使い方は かなりヘビーな環境に思えますが、毎日なのです。スキー場でよく見るクロカンと同様の使い方に近いですね。
ところが あんなに乗り心地がよく、車高も低く 高級乗用車のような趣なのに、レヴォーグは安心してクロカンのように使えるのです
シートも 本革では無いので水濡れもあまり気になりません。全天候シートカバーも用意されています。これは 私は必須! 最低限必要な前席だけつけています。
冬用タイヤも 比較的安価な 17インチで、売れ筋だと 入手も楽、お財布にも優しいです。
冬用アルミホイールも 非常に安価に手に入ります。 家計にも優しいのです。

そんな経済的 生活の足 みたいなシチュエーションを考えたら やはりベストバイは GT

エンジン 一択になってしまったことが欠点のように書かれていますが、優秀なものは一つで良いです。 どのグレードを選んでも エンジンは同じなんです。こんな素晴らしいことは無いです。迷わないですよ。
燃費云々 より 暖機運転必須のこんな場所では 暖まらないものは駄目です。雪だらけの車内で 直ぐに曇るのも駄目。さらに 暖かくならない LEDヘッドライトは 綺麗にしないと危険ですが、そういう装備もしっかりついています。

STIは 非常に素晴らしい、サスペンションが目を引きますが、GTでも全く問題ないばかりか、今まで乗った車の中で最も優秀と感じる出来です。なにしろ 安価なのに2倍も価格のする高級車並の素晴らしい出来です。

そして 高速道路を多く通ったり、先進装備を感じたかったら贅沢をして アイサイトX搭載のEX

余談ですが、あいさいとx を 変換したら 「愛妻とX」になりました(汗) 
愛妻 はそのままですが、X(エックス)は 無線用語で 奥様の意味です(笑)つまり 「愛妻と奥様」

まあ レヴォーグってそんな感じの 普通の生活に溶け込む車なんです。

スバリストからみると他メーカーにない過激さ や特殊部隊(^_^;) 的感覚は 少なく、問題かもしれませんが、誰にでも受け入れられる車だと思います。

もっと 乗用車的に見た目も高級感を味わいたかったら GT-Hも良いですね。装備が変わるだけです。性能は変わりません。そして STIは 家族のことを思いながら かつ車と言う趣味としてSPORTS モードで ガツン スポーツカー気分を味わうのも良いですね。予算に余裕があれば STIは 輸入車より遙かに安価に それ以上の楽しみもあじわえます。腕が無くても スパッと向きを変えるあの運転感覚は 下手をすると2シーターライトウエイトスポーツカーよりすごく感じるくらいの初期運動性能です。もちろん コーナーに入ってからや絶対的な速度、限界を超えた時の運動性能は よくできたスポーツカーにはかないませんが、あくまで 公道を走る車ですので、一般道でスポーツカー並みに運転フィールを安全に味わえるはずです。

新型レヴォーグのすごいのは ノーマルサスのGTでさえ、タイトコーナーは相当良い運動性能を示します。つまりGTは安い最低グレードでは無く 他車と比較したら 最高グレード同士の比較車といえるはずです。
(同じ道を 若い頃から SA22C RX-7、ジムカーナ関東戦にもでたFC3S RX-7やMR-2、チューニングしたGT-R はじめ 最近では スイフトスポーツ 新旧 2車種、ロードスターなどなど。また 実用的な SUV数台 などで 何度も何度も走っているのでわかります)

といわうけで 自分の使うシチュエーションと必要な装備をよく考えれば 自ずとどれを選んだら良いかわかってくると思います。
お金をかけると その分 必要な装備が増える、コスパの良い価格設定です。
変な言い方ですが、最低グレードは 前述通り最低ではありません。全部付き最高グレードから始まると考えて良いくらいと思います。 あとは 必要な装備にお金をかけていくと言うことです。
しつこいようですが、GTが装備が落ちて 車自体の性能が悪いわけでは無いです。

これが 私が カタログチョイスし乗る前にオーダー、 後で(汗)試乗車に乗って、かつ 実際に所有して思った回答です。

それと 私は スバリストではありません。マツダ党です(汗
マツダは とにかく 車としての運動性能と機能が素晴らしく、SA22Cを初めて乗ったときに これは 絶対に買うべき車だと、社会人になって直ぐに夢を叶えました。RX-7夢見て FRのファミリアから始まった私の所有車歴です。ノーマルのファミリア 4WD Turboでも ダートラで表彰台に上がったこともあります。いじらなくても 基本性能が高いです。最近では 世界で唯一マニュアル車で サポカーSワイドまで作っていますし、友人などと話をしても、実際に乗ってみても、装備や運転フィール、安全装備はすごいと思います。

そんな 人間が 友人のインプレッサに乗って 「良い足しているなあ」と感じ これからは 安全性の時代だと 価格や目的 かつ 縦置きガソリン車が無いマツダを諦め 安全性と縦置きガソリンエンジンだけで買ったスバル車。これが あまりにも素晴らしかったので 新車購入したのが今回の新型レヴォーグ なのです。

正直なところ 私にとって 400万円越は 普段の足としては いくら良くても高額すぎ。本当は 300万円前後だったのですが、先10年を見て 安全を買う という意味でアイサイトXのために無理しました(笑)
今はコロナで アイサイトXを使う機会はそれほどありませんが、総合して それだけの価値はあった車です。

まだ一月以上 雪が降る可能性がありますので、次回は 車の特性を考えた上での この車に合う タイやの話をしたいです。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

新型レヴォーグ ベストバイは!? [車]

新型レヴォーグですが、グレードは何を買おうか迷っている方も多いのではないでしょうか?

気になって、いろいろ見ますと その殆どが STI スポーツ EX みたいですね。
私は GT-EX。ビックリしたのは GTを選択している人が3番目。まあ これから話をしますが、皆様良く研究しているなあ と思いました。

さて 買ってみてわかりますが、この気持ちは非常によくわかります。

新型レヴォーグは 本当に全てがよくできていて、欠点を探すのが難しいと思います。
それも 車本来の機能としての基本性能がものすごく高い上に、様々な機能を上乗せしているという感じです。

そうなると 
全部味わいたい → STI スポーツ EX
基本性能で十分 → GT
この2択は 乗ってみて本当によくわかります。実際に所有したり他のグレードに乗ってみて どちらも正解! と思います。
高速道路を余り乗らない人でも どうせなら全部付き! これは 全部付きを買っておけば まあ問題無いのです。なんというか お金に対してグレードがきちんと上がるという感触がある車だからです。無駄な不要な物にお金をかけるという感覚が無いですね。後で付けられないものは最初に付けておく(^^ゞ これ当然です。

ところで アイサイトXは 高速道路上 かつ その機能を存分に味わえる機会は首都圏が殆どだと思いますので、ものすごく限られるのでは と思います。アイサイトVer3より進化したアイサイトは全車搭載ということで、基本性能だけで十分 と言う方もいると思います。

私は、仕事柄、高速道路をよく利用していました。といっても 月に首都圏含む長距離は 2回程、近距離は 数回~10回くらいでしょうか。コロナ禍で、長距離が無くなり、近距離だけとなってしまいましたが、それでも 一般の休日に乗る と言うような人に比べると乗る方だと思います。
以前は 首都圏や休日前後など渋滞がイヤで、渋滞になるときは全て避けていました。 
朝 6時以降と昼間、そして 連休などですね。 移動は 大体 夜20時~朝の5時です。 ただし どうしても御客様のところへ行かなくてはいけない用事で都内を昼間走ることもあったりで、最もイヤだったのが渋滞です。

アイサイトVer3のアイサイト・ツーリングアシストを使って その優秀さを知り、次に買う車には必須! と思った次第ですが、アイサイトXは!?
これは微妙です。高速道路 それも ほぼ 渋滞時のためだけに・・・ 
しかし私は アイサイトX を搭載するため、アイサイトXに予算を回し、STIはやめました。

そういう気にさせた理由は
1,先進的なものを試してみたかった
2,少なくとも 高速道路は結構使っていた
3,今後地元でも渋滞は増える可能性がある
4,コロナ禍が収束していけば当然今まで以上に乗る機会が増える
などがありますが、その後押しとなったのが 「車としての基本性能」が良さそうだったからです。

自動車競技をやって車をいじると、すぐに大きな壁にぶつかります。それは 車体剛性。
ショックアブソーバーを減衰力の高いものにしたり、ブッシュを固くして路面のトレースの正確性を増してもボディーが歪んでその性能をうまく発揮しなくなるのです。簡単に言うと サスペンションを固くすると ボディーがサスペンションみたいになってしまう と言うわけです。本来軽い方が動きやすいので ばね下部分が動くのですが、そうはいってもボディが歪みます。

ところが 新型レヴォーグはボディーに相当力を入れているようだ と言うことがわかった時点で、「最低グレードでも相当良い走りをするのでは無いか」と思ったわけです。
そうなると 必要な装備がきちんとあるか と言うことだけで、安価なグレードが選べかつアイサイトXを搭載したグレードを買うことができると考えた次第です。

つまり もし高速道路を殆ど乗らないのであれば 逆に選択は楽になると思います。
装備の違いで そのままグレードを選べばいいわけです。

ほぼ もっとも安価でも フル装備状態のGTもありです。 運転することに喜びを感じて、家族と同乗と、自分だけで走りを楽しむ という2種類必要かつ予算があれば 迷わず STI スポーツ
仕事などで高速道路を利用することが多い場合や 都内周辺など渋滞が常時予想される場合は 思うグレードに アイサイトXを付ける と言う形で、ほぼ皆さん満足できると思います。

走りですが、若いときで1台持ち と ある程度年配になって 奥様と2台とか、自分で2台とか では選択肢も変わると思います。
理由は GTグレードの足回りでも 十分良さを堪能できるからです。
これは 声を大にして言いたいのですが、GTでも本当に良くできていて、普通の走りは非常に良いです。
アイサイトXを搭載しなくても、通勤やファミリーで安全に乗るには十分だと思います。

それともう一つ。 GTと GT-Hの大きな違いはタイヤサイズ。
私は GTグレードなのでよくわかりますが、17インチでも、全く問題無いです。
そのまま タイヤを18インチに変えてみたわけでは無いので実際はわかりませんが、扁平率が上がるとどうしても乗り心地は固くなりますし、維持費は上がります。ファミリーユースで経済的にと言うのであれば 私はGTの方が良いと思います。燃費・・・維持費・・・考えることはトータル的に考えないと失敗します。こんなはずでは無かった・・・・・ですね。凍結路面が有る場所を乗る人は 2セット必要なので 4年で タイヤ寿命とすれば 2年にワンセット変えますね。これは 結構な出費です。
また ブレーキローターの径も変わるわけでは無いと思うので 違ってほぼ同じ性能だと思います。
余談ですが 少しビックリしたのは 前後ともベンチレーテッドディスクです。(^^ゞ
ファミリーユースで 高速は偶に。。。で 経済的にというのであれば GT
シートや装備を充実して というのであれば GT-H
走りも! だったら STI スポーツ
高速を結構乗るのであれば それぞれ 予算の関係で グレードを吟味して アイサイトXを付ける という感じです。

なお アイサイトXになりますと メーターは液晶になります。
これが便利だと思ったのは 家内とドライブに行ったときです。 隣でオーディオなど触っているときでも地図を見ることができます。(走行中は触れる部分が限られますが)これは 便利でした。
それ以外では 操作をしなくても良い と言う利点があります。

エクステリア 含め 格好悪い と言う話もありますが、いろいろ考える前に、それが重要な場合は別の気に入った車の方が良いですね。車は色々売っています。
当初お話したとおり、「自分にとって何が最も大切か」を考えての購入が良いです。

ただし レビューを書こうと思ったのは 「価格を考えると、ほぼ満点の素晴らしいパッケージ」だと思ったからです。ベースグレードのGTでも 必要な走行性能は十分確保した上で必要な機能で無い物は殆ど無いです。
比較対象車では有りませんし、小型車ですが、新車でも、歪んだ不正路面でリアゲートが閉じない車もまだ結構あります。そういう車は私はダメですが(そういう不整地場所に停めるので使えない)最も安価なGTグレードで私が気になった リアゲートは、使用上なにも問題が無いのと、両手が塞がって問題になるのは地面に置けない大きな荷物を乗せる場合だけで、リアゲートの手動もそれほど苦になりません。(電動リアゲートも所有していて利便性は知っています。)予算に合わせて選択で問題無いと思います。

普通の生活であれば 通勤やお買い物、仕事、レジャーなど どのグレードでも ほぼマッチングする いわばステーションワゴンというカテゴリにふさわしい超実用的な車かな。
  
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

新型レヴォーグ 再検証 室内編 [車]

マツダ6や海外のステーションワゴンに比べ、小さなレヴォーグですが、室内が狭いのでは無いかと懸念する声もあります。
車格は、1800mm幅を超える車よりは、小さいながらも、できれば室内は広く使えた方が良いですよね。(^^ゞ

私は 良く利用する駐車場や遠出の際の駐車場確保など 駐車場に関わる問題はイヤだったので、あえて諸元でトレッド幅や全幅を気にして、乗りもせず(^^ゞ買いました。

特に 各部の大きさ(シート間隔や荷室の大きさ)を犠牲にするかもしれない私の要望で気になるのは 
1,運転席のシート(脚は伸ばして、膝裏までサポート、コンフォータブルでズレないなど)
2,ドアの厚さを感じるか (どうも薄いと見た目の安心感が乏しく気分的にダメかな)
3,前方から運転席までの距離 (昔から ロングノーズ大好きなので ミニバン風はちょっと)
4,パッセンジャーシートとの間隔 (これも 肘が当たったりしない快適な距離が欲しい)
5,後席の足下の広さ (広いのは当然快適ですし、狭いと前席シートバックなど 泥になるのがイヤです)
などなど 考えることは沢山ありました。

1~4さえ考えなければ 小さな車でも後席の居住性は かなりの車種がOKですが、私としては結構重要なポイントです。 自分が乗用車として使うからです。
特に 運転は脚を伸ばし かつ 膝裏までシートの感触がある車が良いので、結構大きめで無いと満足できません(^^ゞ 足腰痛くなる合わない車は 困ります。でも 余り大きな車は ちょっと・・・という感じです。
 実は スポーツタイプはこのあたりがうまくできていて 狭い室内の割にしっかりと人間はうまくホールドします。目的が違うからですよね。 これが、できるんですから なんとかなるのでは? と思いますが、小さな車では結構シートは小さなものが多いですね。後ろの席確保かなあ?

室内を狭くする要素としては フロントノーズ先端から 運転席までの距離や 荷室に向かって少しずつ絞られてくる造形 などなど 素人目にもわかります。

さて 言われていることを検証してみます。

空間が狭い? 
とのことですが、以前と比べてと言う形らしいです。
実は私の場合、実際に試乗したときの感覚も現在でも 十分広いと思います。 比較は クラウンやカムリ、プリウスαに乗って検討しました。4人で出かけてゴルフバック4つ搭載可能な(ゴルフバックで無くても良いのですが、荷物がしっかり乗る車)車と比較して 狭いと感じるデメリットは無いです。まあ カムリは広かったですが、広さだけの差が購入をカムリにする動機にはなりません。自分にとっては 後ろに乗るわけでは無いので(汗) 普通に乗れれば、OKですが、それでも移動には十分な広さがあると思います。
友人は 「疲れたときに後ろで足を組まないと・・」 と言っていましたが、 ステーションワゴンでは無理ですね。結局 アルファードを買いました。 普通に乗るには十分ではあるけれど 後は 自分の目的を叶える広さ、そして 妥協という感じですね。人それぞれ。

座面からヘッドレストの真ん中くらいまでが74cm位有ります。お尻は落ち込みますので 体型の違いは人それぞれと思いますのでなんとも言えませんが、180cm程の背丈の場合でも天井に頭が付くことは無いと思いますし、レヴォーグは車の全高が低く重心が低い と言うメリットを考えると、私には狭いということでのデメリットにはなりません。まあ 狭くは無いですが、更に大きな車と比較して と言う意味です。逆に最低限必要な大きさを確保して後席に座る割合を考えると必要十分に広いと思います。
シート01.jpg
自分の背丈などから思うに多分 185~190㎝近い人が常時後席に乗り遠出をするなら 別の車のほうがいいとは思いますが、大きなステーションワゴンとなりますと 私の目的やサイズから外れますの 私の選択肢に入りませんでした。
つまり もっと広い と言うことであると 別の車を買った方が良いですね。そういう目的の車は沢山あります。
ただし 同価格で似たような構造の車は ステーションワゴンはほぼ無いので比較ができませんね。
私の場合 ワンランク大きい アウトバックと比べても普段使いでの実用上狭いとは思いません。
大きさだけ 車格が大きくなってもOKということですと またまたマツダ6優位かな!?(汗)
また話が元に戻ってしまったので マツダ6との選択肢関連での私の問題は
1,車格 (トレッド幅)
2,ディーゼルエンジン(横置き) VS ガソリンエンジン(縦置き)
3,i-ACTIVSENSE VS アイサイトX
くらいですね。
1~3 問題無いのでしたら やはりマツダ6は良いですね。 まあ 諸元上は、かなり大きいです。
昔 マツダのカペラカーゴを買うときも ガソリンと プレッシャーウエーブスーパーチャージャーの付いたディーゼルを比較しましたが、ガソリンにしたことを思い出しました。
当時は 価格差がかなりあったはずですし、良い悪いや燃費云々より 買えるか買えないか(笑)
 条件さえ合えば、ということはありますが、どのメーカーの車も、トヨタのように誰でもほぼ満足できる良い車が多くなりましたね!
逆にプロのレポートなどでは条件をかなり限定しないと 試乗レポートの難しさもわかる気がします。よく作られている車の場合は、最終的にどうしても欠点探しみたいになりますよね。

やはり 色々考えてくると メーカーが言っている レヴォーグのこれだけは外せない と言う条件のサイズ感は、私の住む環境ではピッタリ当てはまります。
駐車場の問題は私の場合非常に大きいです。使っている立体駐車場は狭く、車の前部分は囲い線より完全に飛び出しますし、そもそも 横に付けられたら 駐車場から簡単に出られない状態もあり、広い場所(隣に 軽自動車が止まっているようなところ)を探すなど やはり 普段使いでは余り大きい車はちょっと・・・という感じです。ゴルフバックのことを考えなければ もっと長さが短い方が楽ですね。

ということで 何台か持っていて 普段の脚では無く 家族旅行専用みたいに使うのでしたら 逆に もっと大きな車の方が良いかもしれませんが、レヴォーグ クラスを選ぶと言うことは 街乗りも・・・ と考えている人もいるのでは無いかと思います。駐車場探しや、停める場所探しは面倒で(汗
私にとっては、ホント ジャストサイズ! 小さくなく 安定感抜群 かつ 大きすぎない!(長さは、ゴルフバックのために なんとか我慢できる。しつこいなあ(笑)) 丁度良いサイズと感じています。

大きさって 結構大切ですね。私の友人は大きさで結構悩んでいるみたいです。レヴォーグでも全長が長すぎるらしいです。乗り心地や先進安全性は欲しいけど 長さが・・・ らしいです。 いやあ 車選びって難しいですね。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

新型レヴォーグ オーディオ調整と測定 について [オーディオ]

この記事をアップした際 アクセス数がものすごく、皆さん レヴォーグのオーディオに関して関心があるのだなあ と実はビックリしました。
と同時に私のように、純正オーディオで アイサイトXとの関連があるので、心配されている人も多いのではと感じました。

初めて USBにデータを入れて再生した際には 「取りあえずこんなものかなあ」 と思ったのと同時に「低音が無く高音がきつい!」と思ってしまったのですが、調整をして 素直な音になったときは 逆に全く問題無いのではなく かなり良い音で楽しむことができる と思いました。

静粛性だけをとれば 騒音計で測ればおしまいなのですが、実は騒音とオーディオとは趣が異なります。
オーディオでは 別の視点から見ないと調整はできないので、なぜ騒音だけではは無いのか など少し解説してみたいと思います。

さて 騒音計は 全ての周波数の騒音をフラットに測っている物では無い という事に注意が必要です。
これは 騒音レベルの測定では常に A 特性を使って測定 しているからです。
A特性というのは オーディオ機器のスペックによく出てくる言葉なのですが、人間のラウドネス特性に合わせて 実態に合わせた測定 ということになります。
ラウドネス特性というのは 人は2~3KHz近辺に比べ 低音や高音は聞こえずらくなっていくという特性があります。例えば低域側は100Hzで 約マイナス20dB 位聞こえづらくなります。

詳しく知りたい方は日本電気計測器工業会 などのウエブページに細かい事が掲載されています。

これに合わせて 計測されるのが騒音計での計測です。

ということは 逆に言うと 低域側は 100Hz に 騒音が 20dB多くあっても 少なく表示(人は低い周波数の騒音を余り感じないため) と言うことになります。
これは オーディオ再生にとっては問題と言う訳なのです。
なにしろ 音楽だって低音はあるわけで、低音が無ければ音楽は そのままの音楽で無くなりますよね。

そして 普通は 再生は 聞こえ方には関係なく、できるだけフラットに再生したいということは 明らかです。

つまり 騒音計では無く実際に どんな騒音が出て、音楽はどうなっているのか測定してみたと言うことです。

A特性 では 100Hz は 約20dB低く感じるとのことですが、音楽も同じ音量で出ているとそれも20dB低く聞こえることになります。これは 当然です。
あっ と思う人もいるはずです。2つの音楽が同じ音量で混じっていると想像してみてください。これでは 音楽はきちんと聞こえないですよね。そもそも 騒音と同じ音量の音楽は 嫌ですよね。

ここで考えるのは 音楽よりも騒音を減らす
または 騒音より音楽を大きな音で鳴らす

ということなのです。

つまり 騒音計での値では無く、実際に出ている騒音レベルより音楽の音量を上げたい ということです。
騒音は減らせないからです。 

そこで この赤い部分に着目。 
Freq-0.jpg
1KHzと殆ど差が無い状況にまでなっているので その近辺の低音のレベルを上げてあげる。 と言うことになるのです。騒音は下げられないからです。そして 音楽の音量はむやみにあげたくない という理由もあります。

家庭で聞くオーディオでは 音楽を作られたそのままの状態で聞く場合には フラットな再生が基本ですよね。
今回のように中域よりも低域を持ち上げたらそれは 音楽を崩しています。

しかしながら 車という ノイズが多大にある環境下 かつ 車が動いている場合での再生ですから、騒音が全く問題なくなるような大音量では無く、運転に支障の無い音量や できれば BGMなど、人が話せる音量程度でも音楽をきちんと聞くことができるように 低域のレベルを上げたと言うことなのです。
中音は レヴォーグが静粛性が高いと言うことで これを利用しない手はありません。
問題は 低域だけだと思っています。

車での再生でも、大音量で聞く場合はこの限りではありません。 騒音より音楽のレベルを上げてしまえばいいわけです。
逆に こういう目的では、スバル の新型レヴォーグの アイサイトX標準の オーディオでは多分適さないでしょう。 
理由は 大音量になるとスイッチ部が共振しましたし、そもそも外部の音も聞こえなくなるので危険です。

停止している状態で 大きな音で聞きたい と言うことであれば、その限りではありませんが、逆に 停止中は結構騒音も少ないので、大きめの音であればフラットに近いイコライジングでも比較的良い音で楽しめると思います。この場合でも 中低音の落ち込みは気になりますので そのあたりは、色々調整して自分の好みに合わせると良いです。

今日は 家族 3人で買い物に行きました。BGMとしてずっと音楽をかけていましたが、その音楽が聞くことができる状態で 後席と前席で話もできました。
いろいろテストしてみていますが、音質自体は問題となるような感じでは無いので調整することで、十分楽しく音楽を楽しめる かなり静粛性が高い車に感じます。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

新型レヴォーグ レビュー オーディオ調整と測定 ダイナミックレンジ [オーディオ]

新型レヴォーグに限らず 音が良い 悪い、など カーオーディオは様々なことが言われています。
新型レヴォーグでは 大きな音にした際に ドアのスイッチ部分が共振しやすいことをお知らせしました。共振すると 別の大きな音が出るのでわかるのです。音楽の邪魔ですよね。
しかし そもそも 停止中だけで無く、走行中のノイズが多い場合は 音楽がかき消されて 音が聞こえません(汗)
SN比 とか ダイナミックレンジ 等と言われている特性関係なのですが、まあ 今回は わかりやすくダイナミックレンジと書いていますが、実際には測定方法がことなりますので 簡易的にわかりやすい測定をします。

停止中の周りからの騒音具合と エンジンをかけたときの状況など知りたいですよね。
音が良い悪いの前に聞こえないのでは話にならないからです。(汗 

要は人の感覚で主観的に静粛性が・・・とか、ここで話をしていても余りよろしくないので測定してみます。
まあ測定と言っても前述どおり簡易ですが、それでも 相対的に見れば わかりやすいと思います。
実際どんな感じになっているのか!? 興味ありますよね。



1KHzのトーンを入れた状態でノイズ測定(騒音も含むトータル)です。

エンジンオフでの測定
1KHz のトーンですから3次歪み成分が3KHzにはっきりと見えます。
(DACや発信器の歪みでは無く再生系のトータル歪みです。)
これはエンジンオフ状態です。周りの騒音もあるので 低域は騒音がかなりあります。
revorg_audio_pic1.jpg

停止中でもノイズがあるのは 騒音(環境音)です。まあ 都会よりは相当静かですが、人があまり聞こえない低域には結構ノイズがあるものです。これらは相対的に見てください。それでも 周波数特性ではしっかりと判定できるのですから 当たり前の話になりますが、普通に音楽が聞こえますのでご心配なく。

エンジンをかける
revorg_audio_pic2.jpg

1500rpmくらいです。
さてエンジンをかけると低域~5KHzにわたって約20dB程度ノイズが上がりますね。
(走行するとさらに ロードノイズや風切り音などがドンドン加わります)
これを見るとわかりますが、歪みはかき消されてよくわからなくなります。
いわゆる歪みでさえわからなくなってしまうのです。言い換えると音質はわかりづらくなってしまいます。
静粛性が凄いと評判の、レヴォーグでさえ この状態では歪みは判別不能になりますが、同様に音楽もよく聞こえなくなっていきます。これが 車内での再生の難しさの一つの要因です。
また 小さな音になると人間の耳はラウドネス効果と言って 低域や高域が聞こえづらくなります。
多くの場合ノイズなども相対的に関係するので非常に難しいのです。だから オーディオルームは大切ですね。騒音が大きくなると 人は、集中し聞きたい音を聞き分ける能力を持っています。しかし 騒音は無い方が良いですね。前述歪みですら かき消されてしまうわけですから。。。。まあ 一般家庭では 音質云々の前に騒音対策も必要です。
また 車内のオーディオは非常に難しいと言うことがわかると思います。
ちなみに 後付け 後加工で 低域の騒音を低減させるのは不可能に近いくらい難しいです。 

ただ 新型レヴォーグは そもそも 静粛性が非常に良いようなので、これはオーディオ再生にはうってつけの車です。問題は低域ですね。人が感じない騒音が結構あります。新型レヴォーグは高域はシャリシャリさせる必要は無いと私は感じています。
更に言えるのは エンジン停止状態で音質調整をしても、エンジンをかけたときや走っているときと全く聞こえ方は異なる と言うことを理解して調整しなければなりません。

ということで

 新型レヴォーグの音響セッティング

設定は 測定して決めると ろくなことがないので、まず測定せずに設定して、その設定で様々な状況下でしばらく聞いて問題無い場合は測定します。今回がその測定結果です。
前述結構大きな音でガンガン聞くならサブウーファーを入れた方が良いかもしれませんが、とりあえずは そのまま どうなるのかテストしないともったいないです。

考えなければいけないことは

1KHzと同レベルに低音を出したとしても騒音とほぼ同じレベルにしかならない
果たしてこれで どういうサウンドになるのか? これは難しいですね。対費用効果が・・・となります。 またよく行われている デッドニングや遮音などでは 低域の騒音は抑えるのは実は困難です。遮音やデッドニングなどで高調波成分として上周波数で抑えられるので、低域の騒音が少なくなったと勘違いする程度だと測定上は感じます。
カーオーディオでのウーファーは 強大な低域の騒音 VS ウーファーのパワー こんな バトル みたいな感じになるのです。家庭での再生のサブウーファーとは趣が異なります。

さてどうしたら良いか!?

Freq-0.jpg
この 赤線部分に注目します。 1KHzのレベルに対して -20dB程度から 低い周波数では ほぼ同じレベルです。音楽の低音 VS 騒音  となるのがわかると思います。

それと 人それぞれ 聞こえ方は異なります。年配になって高域が聞こえなくなってくることもありますが、それは かなり上の周波数で、騒音が多い車内の音楽再生にとってそれほど大きな問題とはならないと私は思います。

イコライザーでの設定
イコライザーでの設定は上げ下げですが、音の聞こえ方は相対的 ということを考えてセッティングするとうまくいきます。
そこで 先ほど注目した赤線部分が 測定したこの図での白線部分になります。
Freq.jpg
1KHzよりかなり上がっていますよね。 本来はフラットが良いのですが、車という騒音環境、そもそも 中低域が薄く感じる、ラウドネス効果 などから イコライザで低域を上げています。

各バンドの上げ下げですが、わかりやすい例で 極端に言うと 全体を上げる→音量を上げる と同じ事になってしまいます。
つまり 低域を増やすには低域を上げる というやり方の他に 低域を増やすには 高域を下げる も同じような効果になります。低域だけを上げると もちろん低域は上がりますが、相対的に中域~高域は下がることに注意をします。3バンドだとホント難しいですね。 マルチバンドならもっとよく合わせられますが。3バンドでは そういう感じで、少しずつ 思う方と逆を変えてみたりすることも含め、まず 高域 中域 低域の どれかを少し変えて見てそのあと別のところを相対的に変えてみるのが良いですね。高域と低域を同時に上げると 当然中域は下がってしまい、音楽で大切な肝心の中域が聞こえなくなります。レヴォーグのフラット設定だと どうも中低域が欠損して厚みの無い薄い音に聞こえます。芯があって厚みのある中域と素直に伸びる高域が透明感も感じられ良いと思います。

レヴォーグのアイサイトX搭載のシステムは、純正なのに(失礼)音楽ソースの差は非常にわかるシステムなので、できれば 良い音源(ドンシャリでは無くきちんとした録音)を使って調整すると良いです。いわゆる音量差が無いような  音楽では調整が難しいです。
できれば 音源も周波数特性をしっかり測定し、WAVで品質の良いものでテストするのが良いです。
音響的に余り良くない音楽ソースを良くしようと頑張っても結果良いものが悪くなります。音響的に余り良くないソースは そう思って音楽を楽しむのが良いです。

ちなみに イコライザーは位相変化もあることがあります。今回は全く調査していませんが、イコライザーは余り大きくいじるとおかしくなることの方が多いです。その意味でも相対的に考えるとうまく合わせられる可能性は高くなります。
そういう面で 位相をずらして、音像の定位を変更するのは私は好きでは無く、行うとしたら、周波数調整(出す方と吸音する方)を全て終わらせて 最後の最後にほんの少し という感じでしょうか。
音量差だけで無く 位相差も利用する昨今の音質調整は本来の音楽(芸術)を変えてしまうと考えます。

と言うことで、新型レヴォーグでアイサイトXの純正オーディオの音を気にされている方は参考にしていただくと良いです。
もちろん 音の好き嫌いは人それぞれ、聞こえ方も異なります。測定方法も人が乗ったり、マイクの位置を変えたりすれば変わりますので あくまで あの位置でこのように測定したら こうなりました。私が自分が好きな音量で聞く場合にはこんな感じ というお話です。
絶対的な測定は難しいですし、やっても余り意味が無いです。計測ルームを作るわけでは無いので、音楽の種類でも変わってきます。芸術なので人の感じ方は様々だからです。
繰り返しになりますが、BGMなら十分な音質と思います。好みでちょっとイコライザーをいじれば良いかな という感じです。
新型レヴォーグは普通は難しい、いわゆる騒音のある車では難しい、音量差のあるJAZZなどを聞くと ホント素晴らしいBGMになります。大きな音にしなくても 静粛性が高いので、小さめの音でリラックスして聞くことができます。ダイナミックレンジが広く録音されていることが多いクラシックなども比較的きちんと聞くことができます。
BGM再生 の中でも パッセンジャーと話をするときに大声にしなくても良い という感じでビックリです。相当静粛性が高いのだと思います。 凄いですね!
購入し、納車されるまで、純正の音はかなり不安でした(笑) アイサイトXのために交換ができないからです。でも 調整後はホント安心しました。

新型レヴォーグでのドライブ。品のある静かなカフェでBGM聞きながら、友人や家族と話をしている・・・ そんな状況をそのままドライブしながら・・・・みたいなイメージで音楽も会話もドライブも楽しめます。 本当に楽しいです。 



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

新型レヴォーグ レビュー オーディオ調整と測定 周波数特性 [オーディオ]

いやあ 私のレヴォーグでは初の試みです。どんな結果になるか本当に楽しみでした。

結果は こんな感じ!
levorg_audio_pic0.jpg

非常に良好ですよね! ほぼフラットです。5~10KHz以上はだら下がりですが、ガンと落ているわけではないので良いと思います。衣類、シートの材質などによって高域は吸収される度合いが多いのでそうなるかもしれません。400Hz 位に落ち込みがありますが、人が乗ったりすれば様々な周波数で変化が出ます。また 50Hz 以下程度は 急に下がっていって 下ではレベルが低くなります。つまり あまり再生されていません。
これを即座になんとかして・・・と思い、標準搭載されているスピーカーや 仮に後付け交換などでは改善は無理だと思います。一般的にこの特性を見て 改善をと言う場合に、安易に高額なスピーカーに変えたりしても 周波数特性の改善にはなりません。、ウーファーなどを増設すれば 少しは改善されますが、BGMとしてなら、逆に必要ないかもしれません。
このあたりのお話は別途解説します。

特性から見ると かなり良くできた純正カーオーディオではないでしょうか。
実は こんなにフラットなのは予想していなかったことで ビックリしたというのが正直なところです。

ちなみに ウーファーで 数十デシベルの補正を行うのは結構大変です。あと 低域は騒音や人の特性などとも関係するので難しいのです。

車の特性と音質
車の特性と音質ですが、人が感じる新型レヴォーグの静粛性はものすごく良いです。つまり音楽再生では 中高域がしっかり聞こえますので、このようなフラットな特性が私は好きです。いわゆる自然に聞こえます。 私は中高域が強調されたシャリシャリした音は うるさく感じて疲れます。
(12~15KHz以上の高域は音楽では楽器自体の高音成分レベルが1/10~1/100など かなり落ちます。単一の音というより音色の変化に影響します。)


何故低域を上げるのか?
さて ここで問題ですが、そうはいっても 低域は設定では上げ気味にしています。
そもそも 低域(低音っぽく聞こえる周波数)が出ていない と思ったのでこうなるのですが、もう一つ 理由があります。

車は 静粛性が高いと言っても 多分人が音質的に感じるのは 中音から中高域が殆どだと思います。
嫌な ボーッと 言う音や ガーと言う音はかなり周波数は高い成分が多いです。
(低域の騒音は 音と言うより不快な感覚的な音に近い)
10KHz程度以上は 難しいのですが、測定すると 騒音レベルは かなり下がるので騒音とは 余り感じません。15KHz以上はそもそも聞こえないはずです。
※人が15KHz以上は聞こえないと言っているのでは無く 中域に比べ 相対的にレベルが低い と言う意味
オーディオルームも同じなのですが、実際には測定すると低域のノイズはものすごく大きいのです。
人が低音と感じるのは80Hz前後程度で、その倍音成分があると ガツンと言う感じに聞こえます。
低い周波数は 余り感じにくいのですが、問題はその低域のレベルと騒音の関係です。騒音と音量の差です
サブウーファーを入れると一般ルームでもトータルバランスは非常に良くなりますが、低域の騒音が少ないからです。逆に車は酷い騒音です。 走り出すと低域が不足しているように感じますよね。相対的にノイズが多くなるからです。
そもそも 車という騒音がある中では 音楽は聞こえずらいのに 走り出したりエンジンがかかっていると 低域のノイズが多いので 低音がかき消されてしまう といえばわかりやすいでしょうか。

※スタジオ、ホール、オーディオルームなど低域の改善で 低域の吸音 や 騒音遮断、除去 は非常に難しい。

つまり 小さな音から 大きな音まである音楽は このような 有る一定レベルの再生周波数特性だけでは決まりません。
実際 音楽に対して どのくらいのノイズがあるか、まあ オーディオルームにたとえるとどのくらい小さな音まで聞こえるか? みたいな感じかな。
音質など判断するためには 騒音レベルの周波数特性も合わせて考えたほうが良い ということになります。
聞こえ方は 差分です。
大きな騒音の中で 大きな音を出して音楽を聴いていると、音楽出力の上限が有りますし、そもそも 騒音をかき消すほどの大音量は疲れますし、危険です。

相対的ではありますが 次回は 停止中やエンジンをかけたりして その差を見ていきたいと思います。どのくらい 騒音があって、音楽との差はどのくらいあるのか? みたいな感じですね。
それも 前述 騒音は周波数特性含めた測定をした方が良いです。できれば 歪みなんかも (^^ゞ
どうなるかな?

一般的には ここまで 突っ込んで話をする必要は無いと思いますが、新型レヴォーグは 測定したくなるほど 楽しく音楽を聴きながらドライブできる車ですので楽しみです。

お楽しみに!
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

新型レヴォーグ レビュー オーディオ調整と測定 [オーディオ]

新型レヴォーグですが、アイサイトXをチョイスしている方が殆どらしいですね。関心が凄いのだと思います。
さてさて 大問題は アイサイトXを選択すると オーディオは純正で変更ができません。
様々な情報が交錯している今は皆さん迷っている人もいるかもしれません。
また 既に買っている人は もっと音質を良くしたいと思っている方もいると思います。

今回は再度その辺りを検証してみます。調整と測定ですね!

オーディオって難しいです。いわゆる 商売に乗せられてしまっている部分や 他の人や評論などの受け取り方で勘違いも多いです。一度現状をよく把握して そして 必要であればじっくり考え改良する と言う方が良いですね。

いわゆる部屋で聞くハイエンドオーディオや ハイエンドヘッドフォン などでは評論も煮詰まってはいますが、純正カーオーディオでは その評価は皆無? と言って良いかもしれませんので、少し紐解いてみたいと思います。

まず レビューではセッティングをお知らせしました。BGMとして良い感じに聞こえるセッティングですね。これは 測定してセッティングをしたのでは無く自分の良いところで合わせました。人それぞれ好みがあるからです。ただし 私の場合は理由があってこのようにしました。
AUDIO.jpg

なんだか信じられないと言う方も多いと思います。多くの方が触る高音が・・・ですね。
一般的には わかりやすい高音をいじりたくなりますが、実際はどうなのか測定してみました。(^^ゞ
後述しますが、もちろんセッティングは自由で良いです。このセッティングで特性がどうなのか見ていただければと思います。

マイクセッティングはこんな感じです。上を向いているように見えますが、このマイクは立てて使うマイクです。
Levorg_audio_pic2.jpg

オーディオ調整は 前述通り
レヴォーグにはLINE入力(外部アナログ入力)があるので それを利用し、しっかりとしたハイエンドDACから出力した信号をアンバランス出しに変換し、3.5mmステレオミニジャックに接続。
(パソコンなどの音源は補正、そもそもフラットではないものもありますので測定では注意が必要です)

リアシートには 毛布 一枚を折りたたんで置いてあります。その他 荷室には買い物かご2つ。ゴルフバック小 一ヶ、バック 一ヶ、ジャケット 一枚ハンガーに。 人以外は普段の生活スタイルと思われるような形で搭載です。

あと 一点。 別の項目に 高音域補完 がありますが、これは圧縮音源の補正ですのでWAVなどでは関係がありません。
Levorg_audio_pic3.jpg

気持ち悪いので(^_^) 影響するか 入り切りもしてみました。結果LINE入力では全く影響なしです。
当たりまえか (^^ゞ 

さて 測定開始! どんな感じになるんでしょうか? なにしろ車の中。狭く部屋としては複雑な構造ですから最悪環境です。
結果は次回お楽しみに!
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

新型レヴォーグ 再検証 アイサイトXとディスプレイ [車]

アイサイトXの再検証! と行きたいところですが、アイサイトXを検証するには高速道路に行かなくてはいけないので、まず 話題のものは、問題の指摘にもなるということで アイサイトX搭載時のディスプレイの再検証しましょう!

これは 最初のドライブで大笑いとなった部分もあります。
まあ 初物って気になりますよね。

私が一番懸念したのは 「壊れたときどうなるか!?」でした。エアコンも効かない、操作もできない と言うことですから 速攻修理ですね。車屋さんも このディスプレイを見て 「壊れたらどうなるんだろう?」・・・と
私の前所有車は この手の車だったのですが、エアコンは 感で温度調整できたので治さず(^^ゞ 1年以上乗りました。運転には全く関係ないですが、やはりきになりますね。
実は 壊れたら即修理前提 と思って買いました。保証は 3年。延長保証を付けて 5年。その後は・・・こういう点で壊れやすくなってくる 中古車は買う気がしないかな・・・そもそも 現在はコンピュータだらけなので 一つで故障などのランプが点灯していたら車検も通らないですし、そもそも危ないです。同じ事です。 危なっかしいものが見えているか 見えていないかだけと思っています(^^ゞ

縦型ディスプレイの操作性? 
テレビ画面が小さかったりするみたいですが、そもそも運転中にテレビは見ませんし、難しい操作はしません。難しい操作はできないように なっています。実際 危険で操作は できません。実際に運転して見れば そう思います。全く問題にならないばかりか、もっとディスプレイの小さい車種も乗っていますが、そういう操作や機能操作で全く問題と思ったことは無いです。
安全に運行するために、できるだけ操作しない方がいいからです。 エアコンやボリュームなどのダイレクトなノブ、スイッチなどはそもそも付いています。それ以上は無用ですし、運転中に面倒な操作はできないです(汗)ちなみに 操作が難しいとのことですが、しばらく 画面はいじらず 初期設定そのまま走っていましたがデフォルト設定で困ることは無かったです。いくら先進的でも スマホでは無いのでプチプチしないと車が運転できない と言うことは無いですから こういう点を問題としている人は ご心配なく! 触らなくても運転には支障が無いですし、安全面ではデフォルトで問題無いはずです。
アイサイト1.jpg

操作機能として音声認識があります。
操作を楽にしてくれる装備音声認識。まあ 余り期待はしていませんでしたが、無いより有った方が良いですね。 実際 ドライブ中 温度下げて と言えばバッチリ認識したのですが、「エアコン消して」を最初言ってしまったところ できないということで 私も あれっ? と思いましたが、「そもそもエアコンを消すことは無い」と 家内と大笑い。 いろいろ検索していたら やっぱりネット上で記載がありました。(^^ゞ
画面エアコン.jpg
私は常時エアコン入れっぱなしです。フルオートにしておけば操作をしないので安全ですね。 エアコンは AUTO と FULL AUTO ができます。FULL AUTOで 入れておけば そんなに問題無いと思います。つまり運転中で安全第一にできるだけ操作をしないためにできること を考えた結果だと良いように考えられます。(^_^) 消す場合は スイッチを画面に登録しておけばできます。ただ そんな程度で 購入しない欠点には私はならないですし 考えもしませんでした。冬はヌクヌク、雨の日は乾燥快適 曇りも無し、夏は涼しく快適ドライブ!
強いて言えば 車内空気のリサイクル中やエンジンストップ中は 雨の日は曇ることも多いですが、デフロスター スイッチは個別にあるので スイッチを押すだけでOK! 全く問題無いです。
その他 私は リサイクル と エアコンのスイッチを常時表示しています。
画面2.jpg
この音声認識ですが、色々テストしてみるとわかってきたことがあります。それは
運転中に必要な機能ではあるが操作をできるだけしないように 
と言う目的が見えてきます。あれもこれも何でもできるのでは無く 運転中 何も触らないのが理想かもしれませんが、それでも 触ってでも操作した方が安全や快適 と言うようなコマンドですね。
だから 逆に「エアコン消して」は無いのでは と私は思います。
消さなくても 風量を上げ下げしたり 温度を変えれば問題無いからです。

全部はテストしていませんが、まず コマンドのメニューを見ておくと簡単かもしれません。それに近い話し方をすればご認識はなさそうです。

エアコンは 温度を上げたり下げたり、風量を変えたりする場合など 
オーディオは ソースをUSBからラジオなどに変えたりできます。
ナビは 自宅に帰る など 
画面3.jpg
画面5.jpg
ほぼ予定している決まったコマンドのようです。やはり 安全の為の音声認識ですね。
前を見ていて ハンドルから手を離さず 最低限の操作が可能
この目的になると思います。

コンビニを探すとか いわゆる 複雑な動作は、安全な場所に停止して探した方が良いですね。
逆に スマホが利用できるので、連携すればどうか気になりますが、そもそもスマホの操作は運転中はできないので、これもやらない方が良いですね。

さて 操作ですが、結構マツダ6が似ている感じがするので比較してみますと ダイレクトにスイッチが付いていて気になりそうな部分では エアコンとシートなどのヒータ関連ですね。
レヴォーグにスイッチが付いていなくて 液晶画面一回で設定できず問題となりそうなのは シートヒータくらいでしょうか。
シートヒーターの操作が問題と思われる場合は 他車の方が良いのですが、私の場合は 暖機してしまうので実はほぼ操作しないです。 2回ほど使ったことはありますし、パッセンジャーは操作しますが、一度操作すれば操作に不具合があるほど複雑ではありません。操作が1回増えるだけです。

強いて問題を挙げるとすれば 「パネルが壊れるとほぼすべての操作ができない」 ということですね。画面だけ壊れた場合 最低限音声認識が・・・と思いますが、コンピュータが壊れたらそもそも全てが駄目になるかもしれません。
まあ 修理直行! ですね。 あっ! 運転できない?? このあたりは、どうなのだろうか??
でも どの車も ECU壊れれば運転はできませんので、まあ 確率の問題かと思いますので、今後どうなるのか楽しみ? というか 経過をみるしか無いですね。
画面1.jpg

アイサイトXと言いながら 検証は難しいので、アイサイトX搭載車の画面検証となってしまいましたが、機会があれば色々試したいと思います。

あと オーディオについても、新型レヴォーグは良い感じに鳴っていますので、操作パネルの話をしたのでオーディオ大好き人間にとって こちらの方が重要ですね (^^ゞ
レビュー記事では、音が良いとか悪いとか、色々書かれていることもありますが、主観で話をしても どうかと思うので、やはり測定も重要です。

再度 検証してみます。 次回をお楽しみに!

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

新型レヴォーグ 再検証 MTと車格検証? [車]

新型レヴォーグですが、大雪極寒でも毎日元気よく使っています。
昨日は 急に温度が下がり 夕方は歩くのも大変なほどの ツルッツル!!
流石に今朝も寒くて こんな感じ。この氷がやっかいなのです。 窓ガラスも同じですし、ワイパーやドアミラーも同じです。レビューしたとおりです。
氷1.jpg

さて 前回の続きで再検証ですね。

今朝は大雪との情報でしたが 10cm~15cmで一安心。
マイナス5度程度でしたが サラッサラのパウダースノー と こんな氷に閉ざされた レヴォーグ(^_^)
ほんの少しセルの動きがゆっくりに感じる位でしたが車にとっては良い環境ではありませんね。でも こんな状態でも 7~8分でフロントガラスの氷と フロントワイパーの氷が溶け ちゃんと出勤できます。12度くらい有る凍った直角の急坂を下りて行くのですが、前所有車同様 安心感抜群!
FRなら良いのですが、自分にとってFFは凍った急坂の下りはどうも怖いです。
やっぱり買って良かった! とニッコリ

燃費・デザイン・縦型ディスプレイ・ディスプレイの操作性・MTが無い・エンジン選択肢が無い・空間が狭い
など言われていますが、MT と ディスプレイあたり再度検証(^^ゞ

MTが無い
 と言うことですが、私は最初からマニュアルは購入するつもりはないので 考えもしなかったです。
私の場合 別にMT車は所有している位なので人よりマニュアル好きですが、レヴォーグにはもとめていませんでした。やはり 通勤や病院などの行き来、家族旅行では ATの方が絶対に良いです。楽です。
必要と思っている方は 是非別の車を買いましょう! 同じくらいの価格でもっと運転が楽しい車はあります。マツダは 全車MTあったはず! こういうメーカーだったら選びやすいですね。
MT1.jpg
マツダのマニュアルメカって車種毎に違うのかな?気になります。

さてさて レヴォーグのMTを買おうとする人はどのくらいいるのでしょうか? マツダ6の マニュアルはどのくらい売れているのだろうか? メーカーであれば コストを考え、できるだけ統一することを考えます。その方が安くできて購入者は逆に得をするわけです。AT一本が良いと判断したのでしょう。(違うかな?)

前述 マツダ6は MT有りです。マニュアルは高くなってしまいますが、マニュアル乗りたい人は マツダ6 一択ですね! 

さて ほぼほぼ 目的は叶えるのですが、最も違うのは エンジンと車格が変わります。比較検討ですから重要ですよね。一項目だけ抜き取っても、購入の条件にはなりません。
 エンジンは問題無い と言う人であれば 車格ですね。新型レヴォーグは かなり大きな室内、荷室の割に小さいです(^^ゞ

トレッド[前/後](mm) ホイルベース 全長
新型レヴォーグ 1550/1545 2670 4755
マツダ6    1595/1585 2830 4865

アウトバック  1575/1590 2745 4820
クラウン    1550/1550 2920 4910

スバル車乗っている人は買い替え需要も多いと思いますので わかりやすいように レガシーアウトバックも表に入れておきました。乗るとかなり大きく感じる車です。
駐車場 ドキドキしないためには 新型レヴォーグ か クラウン。 トレッドが45mmも多いと多分私が使っている駐車場は駐車はかなり難しいと思います。

まあ そういう意味でも マニュアルは特殊ですね。しかし マツダは凄いです。マニュアル車用意するんですから・・・ ただ 車格を落とすと、マツダでは ステーションワゴンは無くなってしまいます。カローラツーリングはハイブリッドだし。なぜ マニュアルの記述が出てくるのかは、マツダ6との比較だと思います。
選択肢の一つで検討しましたが、駐車場や田舎道を考えると、やはりサイズ(特にトレッド幅)は気になります。

次は アイサイトX再検証かな・・・
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー