SSブログ

Microsoft Surface Precision Mouse レビューその後 [パソコン]

Microsoft Surface Precision Mouse ですが、実際に電子回路プリント基板のCAD設計を5枚行ってみたので、どういう感じか再度レビューしたいと思います。

基板のアートワークは様々なCADがありますが、どれも操作は似たような感じだと思いますが 一応私が使っている物では

外形や寸法と部品配置は機械設計のように行います。
マウスの性能差が出るのは 起点を正確にクリックすることと、距離が有る場合は縮小したりしながら移動し、次のポイントで拡大して正確にクリックするなどの操作を行います。
正確に ポイントをしている場合は キーボードから寸法値を入れますので マウスは使いませんが、とにかく拡大縮小と移動は 頻繁に行います。
部品配置は 部品をつまんで(クリックすると保持する)移動させるのですが、やはり正確な場所まで移動させるために 拡大縮小と移動と 操作のクリックをモニター画面一杯に使い頻繁に行います。私は4Kモニタ 3枚を使って回路図や仕様書なども見ながら設計しています。

これらの操作は とにかく ホイール操作と そのクリック、左ボタン、そして マウスの大量移動と正確な着地がとても大切です。

マウスは 移動やホイール操作は リニアにきちんと動作して 変な揺らぎが無いこととが大切です。
以前使っていた ELECOM EX-Gは悪くは無いのですが、問題はホイールで 段階的なホイール操作感が どうも感触が安っぽいというか しっかりしていない感じがしていました。
とりあえず操作はできますが、かっちりしていない という感じです。

この点が Microsoft Surface Precision Mouse が今までで最も良いと思うほど完璧です。
うたい文句で「特許取得のマグネットホイールによる高精度なスクロールに加え・・・」ということで 最もこの製品を使ってみて良いと感じる部分だと思いました。

あとは 実際の配線作業では マウスの移動の正確さが必要です。

安価なマウスを使うとわかるのですが、 「停止や移動が安定しない」と言う感覚が有ります。
説明が難しいのですが、 斜めに線を引こうと思っても真っ直ぐ斜めにならない という感じですね。
基板設計CADでは このあたりを自動化して、斜め具合などを勝手に決めてくれる機能が使えますが、細かな平行線などでは 一発で上手く自分の思ったとおりのライン取りが出来て、後で修正することが少ない方が絶対に楽です。
また修正するときも ギリギリに配線するときにはスムースで正確なマウス移動出来る方が楽です。
これもほぼ完璧で非常に具合が良かったです。
インターネット上のマウスに関する様々な情報を見ますと 「分解能」(DPIなど 色々言い方が有ります)のことが多く書かれていますが、 設定は1600dpiで設定していますので 分解能と言うよりも マウスを移動させているときの 読み取りが正確? というか 「動かしたとおりに動く」ほうが私の仕事では大切です。CADでは 拡大してしまうので細かな分解能より 移動していくときにブレない(真っ直ぐ動かしているのに蛇行したり ピョコピョコ動く)事が大切に感じますが、このマウスは非常に具合が良いです。
おかげさまで なんとか真っ直ぐに移動させようという感覚が無いので変に力が入ったりすることが無く リラックスして仕事が出来ます。
他の仕事をこなしながら2週間で5枚設計することが出来たのですが、これは スピードでは無く 疲れ方がものすごく少なかったです。
肩が凝らない と言うとわかりやすいでしょうか!? あと 右手(マウスを持つ方)の疲れ方も以前に比べかなり減っています。以前は痛くなって作業自体が出来なくなることも有ったのですが、少なくとも この枚数こなしてもなんとも有りませんでした。

今後は買い換えること無く 壊れるまで使うと思います。

最後に心配事は 電池。 充電仕様なので、内部電池が駄目になるのが早いか!? 機械的に壊れるのが早いか!? みたいな感じですね。 まあ 内蔵の電池が駄目になっても 充電不足だけだったら、ワイヤーを繋げたまま操作できるので、それでもいいかな と思っています。
いずれにしても この具合良さを考えると 数千円のマウスを使うので有れば、2~3倍高いですが、これを使う方が仕事が捗り、人間も壊れないので(^^ゞ 結果安いと感じています。 不安は耐久性だけで、わからないことを考えても仕方ないので、それを考えなければ お勧めです!





nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー