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新型レヴォーグ アンテナ設置 [アマチュア無線]

新型レヴォーグにアマチュア無線機搭載です。
ant-1.jpg
最も問題となるのは アンテナ!
最近の車は 大抵 取り付ける場所が無い! と なるんですよね。
ステーションワゴン車は ルーフレールが付いている場合も有りますので ここに付ければ良いのですが、レヴォーグには無い・・・・・ (^^ゞ

色々考えたあげくに 最もスマートで 欲張らないことにしました。

取り付け場所は リアハッチのウインドウ右側
理由は配線を通しやすいからです。
次の理由は、駐車場に行ってもアンテナを取らずに済む場所だからです。もちろん 短いアンテナの時ですね。
要は 全高が変わらない高さを考えました。
アクセスしやすい 右側というのもポイントです。

さて早速取り付けます。
基台は ダイヤモンドアンテナ HRK 
ノンラジアルタイプ専門の基台です。全長1m以下、重量200g以下のアンテナ とのことです。
目的には十分です。
ただし アースが取れないことが難点で 短い2m(144MHz)アンテナの時は問題です。
これは 後で考えます (笑) とにかく 付ける と言うこと優先です。
山本無線さん 中部特機産業さん CQオームさん は 安心して購入できるので とてもよく利用します。一応 リンク張っておきます。



アンテナは 
コメット株式会社 SBO 
144/430MHz デュアルバンド 0.31m
下記は SBBOでブラックタイプ(シルバーが見つからなかった(^^ゞ )


ダイヤモンドアンテナ AZ507FXH
144/430MHz帯RV車&オートバイ用フレキシブルモービルアンテナ(ハードフレキシブルタイプ)




実は この手の 短く軽いアンテナは 性能は悪いです。
そもそも 波長より 超短いものは マイナスゲインですし いくら 1/2λで ラジアル不要と言っても SWR特性は よく無いことも多々あります。

最も信頼しているのは  ダイヤモンドアンテナ NR770H
これは 長年愛用していますが、どの車、どのバイクに付けても SWRはしっかりと落ちて 飛びも 普通に良いです。
ただし 今回は貼り付け基台のため 重量オーバーで重いので 付けていません (^^ゞ


実際に取り付けたところはこんな感じ!
ant-1.jpg

SWRは 何もせず
ant2.jpg

もう少し低いところで共振して欲しいですが、 まあ 問題無いですね。

430MHz帯も SWRは 問題無いです。

問題は アースが必要なタイプです。1/2λにならない 短いものです。
普段付けっぱなしで 防水キャップの代わりではありますが、できれば使えた方が、何台かで友人と移動するときには便利です。

ant3.jpg

こんな感じで付きます。 全高より低く良い感じです。

問題は(^^ゞ
ant4.jpg

話になりませんね。

さて 腕の見せ所・・・・ と行きたいのですが、とりあえず 目的は達成できているので まず 今後のために、試験と模索をしてみたいと思います。

最も単純で確実なのは アースすれば良いのですが、できません(^^ゞ
そこで 安易な方法 ラジアルです。
ただ 2mのラジアルって 経験上うまく行かないことが多かったです。
長さや 車体が近いことの影響など 色々あるからですね。

まあ とにかく、この方法がうまく行くか検証してみました。
ant6.jpg

ラジアルは 低圧配電用ケーブル(VV-F) 2C×1.6mm を適当な長さにして試します。
これを使った理由は 曲げたり 切ったり色々すると SWRが変化しますので やりやすいためです。

ant7.jpg

あらら 少し落ちましたね! 共振点が下がって インピーダンスも下がった!


もう少し 車体に近づけて・・・

ant8.jpg



ant10.jpg

いやあ これなら超実用になりますね! インピーダンスも 52Ωと ほぼ完璧です。

ということで ゆっくり ラジアルを 考えたいと思います。
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世界に誇るアンテナ [アマチュア無線]

私は 月面反射通信を行うために パラボラアンテナを自作して 実際に通信を成功させました。
工作技術、電子技術 など 様々な経験を駆使して やっとの思いで 3mのパラボラアンテナを作りました。これって 簡単なようで結構難しいです。
さて アマチュア無線をやっていると やはり気になるのが、人工衛星などと通信しているアンテナですね。凄すぎて お手本とはなりませんので そういう感じでは無く とにかく 本物を見てみたいという気持ちがあります。
一応 人工衛星などにも係わりましたし、実際に筑波宇宙センターで衛星の実験を行ったりもしました。

ただ 通信などの設備の設計はおこなったものの 実機で運用しているところには立ち会ったこともないですし、機材だけでも見たいなあ と。

その一つが アンテナですね。

https://www.isas.jaxa.jp/home/great/profile1001.html

JAXA関連では 現在2つのアンテナがあります。

JAXA 臼田宇宙空間観測所
64mの径があるアンテナで ハヤブサなどの通信を行っている現行アンテナ

深宇宙探査用地上局(GREAT)
前述の後継機です。

数日前から計画を立てて 友人と見に行ってきました。
地図上にすぐに出てきたのは JAXA 臼田宇宙空間観測所なんですが、深宇宙探査用地上局(GREAT)とは直線距離では近いのですが、道がよくわからないのです。

結局 JAXA 臼田宇宙空間観測所 に最初に行ってから、GPS頼りに、 その方向に行ってみることにしました。

まず JAXA 臼田宇宙空間観測所

パラボラ2.jpg

これは かなり興奮しました! とにかく でかい!! 
私が行ったときは既に観測は終わったみたいですが、 なんと アンテナが動き始めたでは無いですか! 

最初に 仰角 次に 方位で 思ったよりも かなり速いです。 
技術屋でなくても 建造物としても凄いと思う迫力です。

さて その後は 道を探しまくりました。
舗装路でないと 危険で難しいと思いましたので、舗装路探しです。
道幅 2m~3m 位の舗装路がありましたので、試しに行ってみたら・・・・
お目当ての 広い道路に行き着きました!

それから ドンドン上っていくと またまた 巨大なアンテナに圧倒されました。

パラボラ1.jpg

直径は少し小さくなりましたが 様々な技術導入で今までより正確に探査可能だそうです。
今後30年間くらい活躍するみたいですが、自分の寿命と・・・ みたいなおもいがよぎってしまいました。

もう一度 来ようかな なんて思った次第です。






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バイクのアンテナ選び [アマチュア無線]

バイクでアマチュア無線は 実は結構難しい問題が有ります。

それは アース です。
電波を上手く操る?為には アースはいつも問題となります。

車は アースをすると言っても 接地しているわけでは無いので あるいみ容量結合されたアースだと思うのですが、バイクは いくらフレームに接地しても面積が少ないためか上手くアースとしての機能を果たさないようです。

モービルアンテナ.jpg
そうなると 問題となるのはアンテナで 接地型のアンテナは使えません。

ラジアルを付ければ良いのですが、言うのは簡単ですが、バイクは邪魔になって付けるのはイヤですよね。

そうなると もう選択肢は 全く無くて(激汗) 1/2波長のアンテナ と言うことになります。

実は 当初 ダイヤモンドアンテナの NR-770Hを持っていたのですが、もっと短い方が良いかなあと思って今回 酷い目に? というか 楽しいアンテナ測定になってしまったというわけです。

測定してみました!

まず車で・・・

ダイヤモンドアンテナ NR-770H 愛用品です。
自動車NR-770H.jpg

グラスファイバーのRV,バイク用 AZ507FXH
バンド内1.5以下で問題無いです。
自動車AZ507FXH.jpg

コメット 1/2波長としては短い SB-3
こちらも バンド内1.5以下で問題無いです。
自動車SB-3.jpg

番外編で いつも 防水キャップ代わりに使っている 超短い コメットSB0

自動車SB0.jpg

移動で HFなどにも使っている ダイヤモンドアンテナ HV7CX
自動車HV7CX.jpg



さて 問題のバイクです。

ダイヤモンドアンテナNR-770H
バイクNR-770H.jpg


ダイヤモンドアンテナAZ507FXH
SWR最低の周波数が 少し上に上がりました。
バイクAZ507FXH.jpg


コメットアンテナ SB-3
これは大きく変わって SWR1.5以下はほぼ使えない範囲です
バイクSB-3.jpg

ということで 1/2波長でもこんなに違ってしまう・・・・・
経緯は 車でテストして良いものを・・・ と思ったのですが、AZ507FXHを測ったら 少し特性は変わるんだなあ なんて言うことですが、地上高も違うし・・・で どうせならもっと短いものを ということで SB-3を買ったら これは ちょっとというか 使えないかなあ なんて・・・
結局 色々測って比べてみることにしたというわけです。

ケーブルもメーカー購入品ですし、一応 バイクには幅5mmほどの編み線で車体にガッチリアースしています。

SB-3に関しては これは 原因を探らないといけませんね(汗) 

ちなみに SB-3の先端のエレメントを3cm位 ステンレスワイヤーの長めのものに変えると
バイクSB-3改.jpg
というかたちで 低い周波数で同調します。んーん 意味ないじゃん みたいな(汗
モービルで問題無いので 不良と言うことでは無いと思いますが、なんか気になります。

ちなみに 車ではどれでも良いのですが、以外と 短いものでも完璧ですね~ なんか嬉しい(汗
やはり NR-770Hは良いですねえ~ これからも愛用継続です。

あっ! 昔は 5/8の 2段や3段を使っていましたが、その方が飛ぶような気がします。
なんか1/2はあまり性能がよろしくないような・・・ そんな気がしますが、気の性かなあ・・・・
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KENWOOD TM-732修理 [アマチュア無線]

長年使っていると 機械ものは壊れますね。
まあ 仕方がないことなんですが、あっ! 人間も同じですね~ ・・・・最近疲れがたまるようになってきて ちょっと無理すると色々痛い(笑)

さて 昨日モービル無線をしようと思ったら・・・ あれれ 電源が入らない!

・・・と 思って 夕方再度電源ボタンや他のボタンに触ったら なんと 動いている!
要は スイッチなどを動かすと ピポピポ 音がするんですね~

まあ お決まりの分解をしてみましたが 何処も異常ありません。
バックアップ電池も問題なし・・・・

さて アマチュア無線機ですが、モービル機は結構安価に売られていて 3-4万円と言ったところです。 いろいろやっているより 買った方が安い! なんていう 悪魔のささやきが聞こえて色々調べていたんですが、やはりもったいないなあ という天使(天使かどうかよく分かりませんが)の声も聞こえ 気を取り直して 今度はルーペでジッと観察することにしました。

というのは 壊れる原因が最も多いのは ハンダ不良かコンデンサーなんです。
まあ IC-221やIC-551など DACや (原始的なラダー方式)や カウンターの ICが壊れると言うこともありましたが、単純というか 機械ものを含まない電子機器は大抵はコンデンサーが多いです。
特にCPUを使った物では 暴走状態になっている場合もあります。 
リセットを調べる前に とにかく ハンダ不良とコンデンサーを疑いました。
TM-732-1.jpg
拡大鏡は 10倍と20倍。 ジッと 全てのコンデンサーと抵抗、ICのリードを眺め 怪しいところをハンダ付けしていったのですが、なんと ハンダ付け中に、良くある匂いが! これはと思ったのは電解コンデンサー。もしかして・・・・ 当たりでした。

コンデンサーを取り外すと 既に片方の足は腐食状態。
TM-732-2.jpg
新しいコンデンサーは 手持ちが無かったので リードタイプを付けました。壊れるといけないので 今度は OSコンデンサー(笑) 冬でも容量が無くなることがありません。 性能アップですね。
TM-732-3.jpg
さて 組み上げて 電源オン! と言いたいところですが、何と同じ症状 (劇汗
リセットもかからないようで 変だなあと・・・・・

もしかして と思い、電源ケーブルを外した状態で MRと電源をオンにしたら 復帰! と言いたいところですが、まだ何か変。

今度は 再度電源をオンにし MRを先に手を離したら 治りました!
TM-732-4.jpg
なんだか よく分かりませんが、CPUも暴走? 

今朝までは 無線機購入の方向だったので、色々無線機を調べていたんですが、また TM-732と仲良くすることにしました。

やはり 修理が良いですね。 アマチュア無線家なんで・・・・


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430MHz帯用・スイスクワッド型アンテナ 自作 試作2号 地上調整 [アマチュア無線]

作った430MHz帯用・スイスクワッド型アンテナですが、今後の多エレメント化にしたがって調整も多くなると思いますので、調整が上手く行くか試して見ることにしました。

430_CQ地上調整2.jpg

まだ仮組みですので 調整用のネジは止めていません。 この写真ですと 水平偏波となっています。
上下に動くわけですね。 動かすとエレメント全長は長くなったり短くなったりします。

実際にやってみると 数十メガ以上 かなり動くことが解りました。
試しに 435MHzドンピシャに合わせてみましたが 非常に簡単に上手く合わせられます。
スライドバリコンみたいな感じです。 大昔 ラジオを自作した際に アルミホイルとポリエチレン袋で作ったバリコンを思い出しました(笑)
まあ こちらは 長さなので Cではありませんが・・・・

430_CQ地上調整1.jpg

手持ちで やはり影響はあるのと 多エレメント化で変わると思いますので、楽しみです。

あと パイプ曲げなのですが、質問が・・・ 何を使っているのか? と言う話ですが、私はこんな安価な物を使っています。



使っている工具ですが、 特殊なのはこれだけで ベンダーもあるのですが、使わなくても薄板だったら曲がりますし、カットも 昔はアルミ薄板だったら カッター筋を深く付けて行って、机の引き出しに挟んで(劇汗)曲げていました。

大きな穴は ドリルで少しずつ開けていって リーマーで開ければOK。
Φ15位まではなんとかなります。

ということで パイプベンダーは既にかなり使ったのでもう元は取ったのでは? なんて 思っています。

注意点は アルミパイプの場合 8Φの HIKARI AP-995-8 以外、もしくはこれ以上太いものは パイプが折れます。 太さを変えたりして 何本も試しましたが折れました。
3つ有るレールの真ん中でΦ8を曲げていきます。これは 一度も折れたことがありません。

アンテナの自作記事は 沢山ありますが、多くの場合 ハンダ付けなどでいろいろいじれる 細めの銅パイプなどが使われますが、 直ぐに錆びますし、細すぎてネジ止めが出来ません。
もちろん 良いところもあって 手曲げも出来る、前述のハンダ付けも出来るなど 私も試作では沢山使っていますが、長く使うためにタワーに上げるのは 腐食などの問題も有るので気が引けます。 あと 今回の様な複雑な形の保存は太めのパイプを使った方が良いと感じています。
鳥も来ますしね。。。。(結構曲げられています)
3000円以下の投資で 安価なパイプベンダーは買えますので 利用することをお勧めします。 


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430MHz帯用・スイスクワッド型アンテナ 自作 試作2号 [アマチュア無線]

144MHz スイスクワッドアンテナの成功で気をよくし(笑) 先日 銅棒で作ったものを 再測定し 今度はアルミで作ってみました。
加工できる範囲で できるだけ 太いもの ということで 144MHzと同じ Φ8で作りました。太い方が 格好も良い(笑
寸法は144MHzと同じ比率を考えて
波長×1.1=762mmと 波長×1.06=735mm です。実際には そこに調整を長手方向に入れるので それより長くなります。調整幅は多分 10mm程度(上下で全長20mm程度)の調整だと思いますので 50mm程度(繋ぎで左右15~20mmくらい使う)のパイプを差し込んで調整します。 内径Φ8より少し太いパイプを切ってエレメントにはめます。~20mm程度となります。
太さが太いと帯域も広くなる とQに関係すると言うことですが・・・・経験上は それほどでも無いはずです。
今回太くしたのは 前述格好もあるのですが、アンテナエレメントを固定する際にネジ留めしたかったからです。Φ6位では 穴を開けたところは直ぐにちぎれますので やはり Φ8位は欲しいです。

さてどうなるか!

XQ430-2.jpg

こんな感じです。段々と曲げも上手くなってきて自分でも安心して曲げています。

給電部など いろいろ迷ったのですが、変更するのは リスクをわざわざ持つ事となり問題が有ると思い、144MHzと同様としました。本当は コネクタは前回のように N型を使いたかったのですが、上手く行ったら試作撤回で本作とし(笑) 実際に使用する事としますが、デュプレクサがM型なので、Mで試しています。 前回のような長さを決めたりする実験では無いので多少影響があっても実用上は問題無いはずです。

調整部も 144MHzと同じで 電波の発射に影響が無い 部分です。
XQ430-3.jpg

長さを決めたら ネジ留めします。

さて アンテナを作っていて いつも気になることは、何か物体をアンテナ付近に置くと問題が有る という事です。ブームとか 何処をどうやって支えるか など難しいですよね。

スイスクワッドの場合 その動作原理は 不可解 と言うような事も書かれております。
まあ そう言われると困ってしまい作れなくなってしまいますので 自分なりに検討しました。

まず 試験にも出てくる キュビカルクワッドアンテナ。四角くて インピーダンスは約100オーム。導波器や反射器を付けるとインピーダンスが下がっていくアンテナですね。
これは 給電部と その平衡する反対側が 同相の電流分布で、電波の放射に関係してきます。
垂直側。つまり 私のアンテナ言うと 調整部分があるところは 対向する部分が 逆位相になり、打ち消し有って放射には関係が無いというか 無効になってしまいます。

そういうわけで 変なもの(汗)はできるだけ 関係無いところに付けよう! と言うことなのです。

スイスクワッドの場合は これに加え反射器にも給電します。
放射器部分が 4つ有ることになりますね。位相は 1/4λズレていて 電波が放射器と合算されて キュビカルクワッドよりゲインがあることになります。
キュビカルクワッドアンテナが 7dBi 位の利得らしいので、多分10dBi前後と推測できます。給電でロスが無いとした場合ですが・・・
スタックも考えたいところですが、実は 指向性が強すぎると、通信しにくいと言う問題が出てきます。少し 方向がズレていると、問題となる分けです。
そして スタックは 分配器のロスがあるので 3dB つまり 2倍にはなりません。
2倍以上の投資と苦労をして 2倍にならないのです。これはもったいない〈汗

ということで 簡単な導波器で何とかしたい という感じです。まあ アマチュア実験なので、勝手にいろいろ考えて実験してやっていますので、個人的考えと言うことで・・・・・

さて 肝心の 測定結果は こんな感じで またまたかなり良いです。
XQ430-1.jpg

給電部分の間隔は現在 13mm程度。これも 調整に関係してきます。
輻射器と反射器の間隔は 80mm(芯間)

調整ですが、2m 144MHzスイスクワッドでも行った 方式。これ 非常に簡単で左右(垂直偏波の場合)に伸ばすだけですから あっと言う間に行えます。共振周波数を合わせたら あとは マッチングバーをスライドさせるだけです。マーキングしておいて あとでネジ留めします。

さて 144MHzと 2バンド同じブームに組もうと思っていますのですが、どうなるか!?

いろいろやってみたいと思います。・・・・あっ! 雨。

2m のアンテナは下ろすことが出来ないので 後日ですね・・・・・








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144MHz帯用・スイスクワッド型アンテナ 4エレ 自作 [アマチュア無線]

スイスクワッドアンテナですが 雨の影響の解決はしておりませんが、とにかく クワッド型ループでの導波器を作ってみたくて先に進めました。

というのは 50MHzのHB9CVの製作では 7エレ以上はその例が見つからず 多分少ないはずだと思い、作ってしまったのですが、 今回 144MHz 2mのアンテナも スイスクワッドで多エレメントのものは記事例がザッと検索したところ見つかりませんので どうしても作りたくなったというわけです。
もう一つ言うと 八木では ワイドスペースの有効性は EMEで嫌と言うほど分かっているので今回も 出来るだけワイドスペースになる様に調整してみました。
CQ4-1.jpg

まあ 後で述べますが、実はまだ 借り設置なのでブームは製作しておりません。いつも使っている実験用につけています。

さて こんな感じに仕上がりました。
地上での 実験でも 実は非常に良い結果で こんな感じ。
CQ4-5地上.jpg

これはいけそうだということで 実験タワーにあげました。

測定してみると SWRは最低で1.5。調整バーを少し移動したところこんな感じ。
CQ4-4.jpg


145MHzほどを中心に バンド内SWR1.5 以内となりました。

CQ4-2.jpg


かなり良い感じです(^^)
本当は 移動用としてもう少し周波数は下げたいところですが、まあ とりあえずOKとしています。

これで 雨などの運用でどうなるか見てみたいと思います。

それと 途中で書きましたが、ブームの設計は少し工夫が必要です。というのは電波の発射や受信方向 つまり前側に出っ張っていると邪魔になりますよね(汗

SWRでの測定結果では問題ありませんが、飛びには影響すると思いますし、気持ち悪いです。
ブームを設計する際に考えたいと思います。


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144MHz帯用・スイスクワッド型アンテナ 自作 雨の影響 [アマチュア無線]

なんか 凄く格好良く出来て交信もしてみましたが サイドはバッチリ切れますし メリットも良好で嬉しかったのですが 心配事が一つ 二つあります。 それは 雨の影響。あと 受風面積が大きいので風の影響です。

と思っていたら 今日は朝から大雨・・・・チャンスです!
早速測定してみました。

結果 やっぱり と言う感じです。
SQ430雨-1.jpg
左が 昨日の晴れたとき、右は豪雨の時です。


雨がマッチングバーについて たれますのでマッチングバーを動かしている状態なのでしょうか?
700KHzくらいズレてしまいました・・・・・


以前測ったところでは 少しくらいの雨では問題は有りませんでした。 豪雨が問題みたいです。

普段は問題無く使えますが、ちょっと問題ですね~ 。あと 雪の日も問題があるかもしれません。移動時は その都度調整しても良いですし、豪雨の時は まず移動しないので問題は無いのですが、固定用として使う場合は今後の課題になると思います。
特に アンテナチューナーが無い 144MHzや430MHzは 致命傷なので何とかしたいです。

こう考えると 一流メーカー製のアンテナは凄いですね。 ナガラやクリエートなど 雨でも雪でも天候が変わっても 何十年と長期間にわたりアンテナ性能は保持されているようです。凄い!

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144MHz帯用・スイスクワッド型アンテナ 自作 調整 [アマチュア無線]

144MHz帯用・スイスクワッド型アンテナも実用になりそうなので(汗)少し調整をしてみました。

輻射器と反射器側のこの部分を調整します。
SQY3.jpg


調整した結果が こんな感じです。

SQY6.jpg

以前に比べ 同調周波数が変わるわけではありませんが、SWRが良くなった、つまり インピーダンスが50オームになったという形です。

SQY5.jpg

これらを見ると もう少し共振周波数を落としたいです。つまり エレメント長を長くしたいところです。
。。。。が この手のアンテナの欠点として調整は 物理的にエレメント長を伸ばすので 4本同時に延ばさないといけないんです。 ネジ穴を また開けなければならず 面倒です。


んーん とりあえず アンテナ下ろすまでこのままにしておくかな~

まあ でも、上々の出来と思います。

あと こんなに凄いスイスクワッドも問題点も指摘されているようです。それは雨の影響です。
雨が降りそうなので 再測定したいと思います。

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144MHz帯用・スイスクワッド型アンテナ 自作 [アマチュア無線]

433MHz用スイスクワッド型アンテナが上手く同調したことにきをよくして 本格的に運用頻度が高い144MHz(2m)用にスイスクワッドアンテナを作ってみました。
SQY1.jpg
とりあえず 一機作って、曲げなどの方法や調整方法などいろいろ探ってみたいと思います。


ということで 作ってみました。
部材は Φ8のアルミパイプ。、肉は薄いものにしました。

というのは 1mm肉厚のものでDIY用の安いパイプベンダーで曲げたら 疲労破壊みたいになってシワシワ。ほとんどがポキッと折れて曲がりませんでした(汗)材質に関係があるのですが、ホームセンターなどでは 材質までは指定できないので難しいですよね。
・・・で いろいろ試したら HIKARI AP-995-8 と言う物が非常に良く100%曲げ成功!

大問題の長さですが、430MHz帯 スイスクワッド型アンテナの経験から 同じ係数 反射器側 1.1 と 輻射器側0.6です。

さて上手く行くか! ワイヤーは 5DFB。短縮率なども違うようなのでいろいろ条件が変わると面倒なことになるので 430MHz帯と変えることはしませんでした。

コネクタは 430MHz帯は N型コネクタにしましたが、移動運用メインなので 他とコンパチに出来る M型にしてあります。
EMEなど ハイパワーかつ ほんの少しの減衰でも問題になる場合と違って思っているほど問題になることはありません。

その給電部は こんな感じ。簡単そのものです。シリコンシーラントで水の浸入防止しています。
SQY2.jpg

マッチング部分は HB9CVやスイスクワッドでおなじみのこんな感じ。
同一パイプを使っています。

SQY3.jpg


また 八木化もしたいので 地上で少し調整後組み付けました。アンテナ調整はエレメントの長さ調整も必要なので 左右にスライドして長さを変えられる構造にしました。写真のように。ネジ止めです。 また今度はしっかり偏波面を合わせています。

 試験用のルーフタワーに取り付けて SWRを測ってみました。
流石に 同調は 地上と変わりませんでしたが、1.0だったSWRが1.2ほどに上がってしまいました。
これは マッチング部をスライドする事で調整が可能です。
アンテナは とにかく同調していないと問題でこれは 基準は長さですから、予め
調整した値からはずれていませんでした。コンテストなど SSB/CWを使うことを想定して 低めの144.70近辺を中心にして 144.00MHzでも 大体収まるようにしています。

SQY4.jpg


とここまできたら 雨が降ってきてしまい中断。このままでも使えないことは無いですが調整は後日になります。




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