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オペアンプの選び方 [オーディオ]

オペアンプって不思議ですよね。同じようなものでも あんなに音が変わる!
まあ アンプを変えているのですから 音は変わって当然ですが、それにしても不思議なことがたくさんあります。
たとえば 音がよいと評判の OPA627 やOPA2134
これがよいのであれば 全てこれにすればいいのですが、どうもそうではないみたい。
このアンプでは 良いんだけれど こっちでは駄目。

実は 当社のお客様から問い合わせがあったのですが、 「どうも発振している気がする」 と言う問い合わせです。
OPA627を使った場合のようなのですが、まあ 発振していれば音は良くありませんよね。オーディオは不思議な趣味?で 元には無いものを付加して 音がよい と言うようなことを唱っている機材もありますが、まあ これはこれで趣味ですから良いのですが 高忠実度 いわゆる HiFiではありません。元から無いものを加えているのですから 歪みです。 歪みを加えて良い音がする というのは良くあることで 芸術ですから良いですし、私も好きですが、考え方としては HiFiではありません。

前置きが長くなりましたが オペアンプは その回路常数や パターン、使用している場所で 向き不向きがあるのです。
入力インピーダンスがものすごく高く ゲインがある使い方をしているのに、パターンが悪かったり(ガードリンクなどが無かったり) 基板自体の絶縁抵抗が低かったり、湿度の多い地域だったり した場合など 特性が良いのに音が逆に悪くなることもあります。
また 100%帰還をかけられないオペアンプを 100%帰還をかけて使えば 当然特性は駄目ですよね。発振したりする場合も多いです。回路パターンが悪くても 発振することがあります。

ということで オペアンプは 「xx」というオペアンプが良い のではなく [xx」というオペアンプをこういう回路に こういう風に実装したときに こういう音がする」みたいな感じになるのです。

あと FETとバイポーラ それぞれ特性も違えば 音も違います。ただ トランジスタは トランジスタの音がするんですが、 未だに根強い人気ですし、FETより良い場合も多いです。

皆様も 既成概念にとらわれず いろいろ試してみましょう。 自分の回路やアンプなどに ぴったりのオペアンプが見つかるかもしれませんよ! 
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