SSブログ

アマチュア無線の醍醐味 [アマチュア無線]

今日は 朝少し時間が取れましたので 久しぶりに EME 月面反射通信をしました。

私のところでは 東側に山があるのですが、月は空に上がっているので問題ないとは思うのですが、それでも どういうわけか USA方向がダメなんです。西側は開けていて ここでも何度か言いましたがかなり調子は良いです。Ground gainも使いやすいです。

ということで 今日は USAがムーンセットとなりますので 相手のグラウンドゲインを当てにして トライしてみました。

月のコンディションというか Dgrdは -2.5とあまり良くないのですが、2局とQSO !!

そのうち 1つの局は なんと 2八木同士でのQSOでした。 

貧弱な設備では 耳が物を言います。 いわゆる感度ですね。 微弱な電波をなんとか拾い上げるということで 設備は勿論、自然のパワーも使います。 いわゆる Ground gain です。
アンテナが水平近くになると 大地の反射波の為に パワーが上がったような形になります。

当初 CQを出していたのをワッチしましたが、薄いキャリアしか受信できず、次回と言うことであきらめたのですが、チャンスが巡ってきました。
最後の 相手局が 仰角3.5度からの攻防です。

こちらには -25dBとパワー差が2倍近く有るので それを考えるとギリギリQSOが出来そうなレベルです。-28dB程度では相手に届くからです。

結果 -25前後で更新を開始しました。ビックリしたことに、最後の最後に グランドゲインが最高に上がって -22dB ! ただ こういうレベルは連続しないので 偶然です。
相手には計算通り -28dB ギリギリでした。

いやあ 力任せではありませんので、 パワーもアンテナも貧弱な設備で出来て本当に嬉しかったです。必要なのは プリアンプなどの性能だけで無く、無駄なくパワーを使ったり 受信感度を上げるアンテナの超微細な調整、アンテナ追尾精度など、技術が物を言います。
We did it with 2 yagis on each station!
と 相手局から言われましたが、うれしさが伝わってきました。

日本はパワーが500Wまでしか認められていませんし、電界強度が関係する防護指針で アンテナもパワーとの関係で ある意味制限がありますので ホント 嬉しいです。





nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。