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AUDIO BASICにDPAT Seven64が [オーディオ]

掲載され かなり質問も多くなってきました。
うれしいのですが、質問には一人一人 似たような質問であっても 細かな部分で異なればほぼ100%個別に回答していました。しかし それに要する時間が数時間にも及ぶようになり、さすがにFAQにまとめました。

http://www.dpat.biz

DPAT Seven64ユーザーさんのためにもFAQを作りましたし、テスト音源をダウンロードできるなどかなり 充実してきました。

さて 
質問の内容ですが、新しい分野の機器で誤解も多いので そういう回答も多いのですが、長くなるので あまり書いていない誤解の内容を書きますと
1,バイナリ一致
パソコン内部でコピーしたりデータをCDなどに書いて他のパソコンで読んで バイナリ一致しているという誤解が多いです。パソコン内部やデータはバイナリ一致して当然でしなければ データエラーになりパソコンとして機能しません。
DPATでは SPDIF出力で データを見てバイナリ一致している と言う形です。これを記載しているオーディオメーカーやPCメーカー、PCオーディオ機器は 私が調べたところ 他社では一社もありませんし、現在のものを調査しても今のところバイナリ一致している機器は見つかっておりません。古いものでは バイナリ一致している機器も確かにあったのですが・・・
あと バイナリ一致に関する一番重要な話。それは データを変えれば音が変わって当然で それが 良いか悪いかは タダ単に個人の趣味嗜好の話になります。
さて 技術的に凄いと思った他社があります。 たとえば エソテリックP-0S。これは 凄かったです。良く私の文章や いろいろなところに登場しますが、技術者魂を感じます。 よくぞ リアルタイムでなおかつ回してここまでやったなあ と思いました。DPATは そういうリアルタイム再生が故苦労している部分を すっ飛ばし 解決してしまいましたが、 P0-Sはサーボの効きまでも変えられますし、私が問題としていることを 同じように感じていたと思います・・・・が、回す と言う行為を止められないCDプレイヤーですから 技術屋さんも大変だったと思います。
話がそれましたが とにかく データが変われば音は変わります。クロック以上に変わります。 デジタルオーディオでただ一つ完璧が有るのは デジタルですからデータだけです。 クロックやDAC以降は全てアナログなのです。


2,アップサンプリング
これも誤解が多いですね。 アップサンプリングすると無いデータが再生されるような書き方の質問です。
これはありえません。無いデータはアップサンプリングしても無いのです。確かに アップサンプリングで サンプリング周波数とビット数を増やすと なめらかになり、DACのデジタルフィルタのカットオフ周波数は高域側に行き カットオフ近辺の位相のずれや問題が少なくなり、特性としては良いのですが、 DACには オーバーサンプリング機能もあり 同じような事をDACでも行う事が可能で アップサンプリングが手放しで良いと言うわけではありません。 いろいろ考えなければいけない課題ですよね。
さらに 非可逆変換のファイルも多く 実際の音が聞けないのは問題ですよね。

データは ソフトウエアで簡単に解析できますので 是非データを見てみると良いと思います。
昔ビックリしたのは 24bit 96KHzと言うので 実際それでレコーディングしているものだと思ったら 違うんです。 CD音源にデータを付加して? 無いデータが入っていました。これにはビックリしました。 まあ 真実は何か!? データを見れば かなりのことが解ります。

そして オーディオはアナログで最終的には耳に届きます。そういう話を本当はしたいですし、もっというと 最終的には 機器を忘れ 音楽を聴いて楽しみたいです。
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