SSブログ

ふき味噌 と パソコン [パソコン]

あまりの暖かさに オオイヌノフグリが咲き始めた。 昨日子供と 「ふきの天ぷら やふき味噌 食べたいなあ」 と話していたら なんと 昨晩の食卓に ふきの天ぷらとふき味噌が!!! さすがお袋 何も言わなくても心を読んでいる。 もっというと 何でふきがもうあるの!? お隣の畑に生えたそうです・・・・ いやあ うれしかった! 心と心が通じ なおかつ季節も感じ幸せな気分になりました。 お夕飯ですが、天ぷらとふき味噌と味噌汁。 ・・・・ 仕事がなければ お酒を飲みたかったなあ・・・

ふき。 知っているとは思いますが、このあたりでは 「ふきったま」 と言います。独特の苦みと香りで 本当に季節を感じます。 売っているのはダメなんですよ。 美味しくない。 取れたて それも 自分の近くでとれたものが良いですね。庭先ですから(笑)

さて パソコン。何で関係有るの!? というと パソコンも季節ものと言うか 旬 が有りますし、もっと言うと 同じものでも全く品質が違う。そして 価格も違う。 数ヶ月たてば 同じものでも数万円も変わる物は ごろごろあります。

よく 人は パソコンパーツ屋さんの価格を足して 「いくら」 とか言う話をしていますが、 業務機では全く話になりません。 同じパーツでも 価格が大きく違う物があります。性能も違います。 え~っ! そんなことあるの! 有るんです。

もし 安価な物を選びたいのであれば 量産品の 業者用の出物はとんでもなく安い物があり その方が良いです。
でも 保証料金の方が高いくらいですが・・・・

さて 業務機。 だいたい 仕入れ価格が違います。 もちろん 市販より安価な物も有りますが、高い物も有ります。 
たとえば ハードディスク。以前あったのですが、 店頭で 9000円くらい。仕入れで 12500円。 こんなに違うと 売るときは 凄い差になります。 実は 中身が違うんですよね。 10ヶで1ヶ交換用に増量してくるバルクと 一台ごとに 保証をつけている物では全く価格が変わります。業務機に使う と言う条件をつけると、内容が変わります(汗) 
まあ ここまで言わなくても 本体 量産を国外で行っているところと 国内で技術屋さんが製造しているところではとんでもなく価格が変わります。
計測用のパソコン。 まあ ソフトや周辺機器がつきますが、数百万円なんて 当たり前です。

あと よく言われるのが 「見た目の綺麗さ」と 「配線のきれいさ」

アルミケースは 安価な物では 数回ネジを締めると バカになってしまう物も多いです。 業務ではこういう物は使えません。
あと配線。 テスト用では それほど綺麗にしませんが 実際に納品時でも 長いケーブルをぐるぐる巻いて 様々な接続箇所のケーブルを一箇所にまとめることはあまりしません。 だいたい ぐるぐる巻くとインピーダンスがあがります。 他のワイヤーとまとめると トランスと同じ原理でノイズはバンバン行き来します。 電機を知らない人は 綺麗にまとめるのが好きですが、 どうせまとめるのでしたら きちんと接続先や電流、さらには 信号なのか電源なのかなど 理解した上で離してまとめるべきです。 サーバーなどのボードで実際にあったことなのですが、 リセット回路にノイズが乗り 不安定になったことがあります。 これは その回路にフェライトコアを入れて回避しましたが、 他のワイヤーとまとめていたら もっと酷いことになっています。

基本的には ブラブラに近い状態で 分けてまとめます。一番いけないのは 電源ワイヤーをぐるぐる巻にして ノイズ発生源の近くに丸め隠すことですね。 実際に ノイズ測定をしてみるとよくわかるのですが、 ブラブラくらいの方が良い結果が出ます。
 
知らないと 見た目で判断してしまうことは 一般的ですが、実際にはもっと奥深い物があります。
ちなみに 業務用のパソコン。どう見ても 10~20万円。 実際の価格は 数百万円なんて言うのは 良くあります。 その代わり 数年は止まらず仕事を淡々と動作し続けてくれます。

そして 最終的には 業務にあった適切なパーツ選び。 お客様の要望に ピッタリあった物ですね。
性能では レイドは難しいです。 昔IDE系では ストライピングを組むとすぐに壊れるものが有りました。業務でどうしてもストライピングをしなくてはいけない高速用途には やはり使いますが、 壊れない物を選定して組みます。 価格ではないのです。 同じ容量で 同じ回転数のハードディスクだったら何でも良いわけではなく ファームや構造でかなりそう言う性能が違うのです。 

電源一つでもそうですね。 漏れ電流が多い物などあり かなり注意が必要です。 高いから良い と言うわけではなく業務では 実際の性能やばらつきのチェックも大切です。
特に 一台や小ロットだと高く付きます。
しかし 業務。 しっかりと償却期間壊れにくく業務をこなせるものが 逆に安い買い物となります。

価格や 見かけのスペックではなく、業務に必要な性能や機能をどのように実現していて それが 会社的なコストや業務の性能に合うかどうかを見て判断するのが 良いと思います。

簡単な例では USBメモリー。昨年 1Gで 10000円のものを買いました。 1Gですと数百円で買えるかもしれませんが、 高速ですしすこぶる快調!。また 紛失時に備えハードウエア暗号化が付いた物です。 業務では紛失や壊れれば命取りになります。 安物は使えません。タダでもらった 1Gの某社のもの。別に無料だから良いのですが、 すぐに壊れてデータは紛失。まあ 無くなっても 見られても 良いものしか入れていませんが、それでも 気分は良くない物です。 


nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0