SSブログ

クロックと音質 その2 [オーディオ]

アトミッククロック。 一般の人が手に入れられる 手の届くクロックとしては ルビジウムクロックや基準信号発振器用の水晶が現在では最高峰だと思います。その位相雑音は140dB以下といった超低雑音で理論的に付帯音が付きにくくなります。

しかし 今までの方法では ただ単にワードクロックにこのクロックを使っても 他の位相雑音-120dB以下程度の高精度水晶発信器との差が大きくでないのです。これは 問題です。 そのくらいになると もう聞こえないのでしょうか? そういう人間の検知限界に迫る話にもなってきます。
しかし 人の検知能力は もっともっと凄いと私は思っていますし、こういうワードクロックにして注入する 位相雑音の問題だけではないと ずっと思いDPATの歴史とともに研究してきたのです。

DPAT-01は  バイナリ一致のみならず プロ仕様ではクロック同期も行えるようになっていました。しかし DPAT Seven64では クロック同期入力端子は搭載されていません。 

「クロックも使わずこの音を出されちゃかなわない」 (オーディオベーシック) といわれましたが  クロックの問題は、日夜実験を繰り返してDPAT Seven64へと進化してきたのです。新しい理論に基づいて特別外部からクロックを入れないでも クロックを入れた以上の音を実現できたからです。

しかし 段ボールDPATへ高精度水晶やルビジウムクロックを入れた音。 公開実験(内部はお見せしていませんが・・・)で行いましたが この技術の開発は技術屋として 「まだ見ぬ世界を見てみたい」という 欲望の具現化でした。 理論がわかり何とかそのシステムを構築して音を聞いてみたかったのです。 今までの手法ですと ただ単にワードクロックを入れただけでは前述のように大きな変化はありません。もちろん音は変わりますが、クロックを変えれば 位相雑音の成分が変わりますので音が変わって当然です。しかし 良い音になっている、理想に近づいているかは別の話です。 つまり ワードクロックを同期するというシステムでは 位相雑音やクロックの差に対して大きな音の変化や理想的な音に変わらない理由があるのです。もちろん このシステムの開発には様々な障害を乗り越えてきました。 

この理論は ただ単に 社内や友人レベルでの検証ではなく、 もっと高度なレベルで検証を続けてきました。

25年以上前に開発した 「メモリー録音再生」 この音に魅了され、ハードウエアも進化しました。 昔の部屋一室コンピュータと言ったミニコン並みの演算能力と 8ビットOSから進化し 最新の64ビットOSを得て進化しています。 早く具現化して皆様に聞いていただきたい! 技術屋としてではなく オーディオマニアとして思っています。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0