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なが~い話題 [オーディオ]

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ブログ かなりご無沙汰してしまいました。
まあ 仕事と趣味?等 いろいろあり、大変だったと言うことなのですが、この年になると 趣味か仕事か解らなくなることも有り、結構大変です。
たとえばオーケストラ。 お給料をもらっているわけではないので趣味になりますが、 練習はかなり大変です。 と言うことで こちらも今月はお休みになってしまいました。月末には 合宿での練習があります。 これは出席します(^^;
本当は 普段の練習の方が ホールを使えるので楽しいのですが、集中して練習できるのも良いですね。

んーん その他趣味として、出張時にはライブハウスへちょくちょく行きドラム演奏を楽しんでいます。 やはり少ないとは言え お客さまを前にしての演奏は緊張感があって良いですね。

あっ! そういえば、長年の夢であった エレキギター買いました(^^) でも 自分の物ではありません(笑)
でも 私の餌食になっています。 いやあ 楽しい。 昔練習した ベンチャーズ や 高中昌義など、耳コピーしたので 思い出しながら弾いていました・・・が 生録したテープがあったのを思い出し 家中探しました。
出てきました!!!!! 30年以上前の自分の演奏。 下手ではありますが、まとまっています。
早速 24ビット96KHzに DPAT Proで録音してデジタル化。 すぐさまマスタリングして、CDにして楽しんでいます。
知っている人は知っているのですが、当時テープエコーで有名だったローランドだと思うのですが、しっかりと使って録音しました。 ところで 私の友人は 何で持っていたんだろうか? 凄い趣味ですよね。・・・で  当然アナログ録音ですが、なんだか良い感じです。

ということで 昔のことを思い出したので、自分もライターをしているということで 本の話題を!
まあ 電機好きの私が興味を抱いたのは アンプやスピーカーですね。
ということで
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と言う本を買い込み スピーカーはもちろん、アンプはかなりの数を作りました。
・・・・が 回路図から組み立ててもまともに動かないんですよね。 まともにと言うのは、どうもノイズが多かったり、綺麗な音でならないのです。
何でだろうと言うことで 気がついたのは、配線方法ですね。 つながっていれば良いのでは無く、繋ぎ方があると言うことで 実体配線図のある雑誌を買い込むようになりました。
私が 始めて電気系で買った雑誌は CQ か 初歩のラジオ だったと記憶しています。 当時の初歩のラジオが残っていました。
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私が初めて感動した音が出たのは 741型オペアンプを使ったアンプなのですが、 次に感動した SA600型をコピーしたアンプが この初歩のラジオに載っていました。
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シンメトリカルTサーキット と言う忘れられない回路です。 この回路は ドライバー段が決してオフになる事の無い回路で 本来つながっているはずの中点がつながっていません。 いやあ 凄いことを考えますね。
このときから 休むことの無い A級アンプへの道が始まったと言っても過言ではありません。

あと スピーカーの話題で言うと 現在でもモニターとなっているスピーカーはこの頃作りました。
スピーカーもアンプと同じで 機械振動ではありますが、等価回路など いわゆる電気回路と同じような形ですので理論は大切です。 理論無しで「良い音がした」といって結論を出すのは大問題です。 客観性に欠ける ある意味いい加減な人間測定器では 多種多様な場所で多くの人に納得していただける 均一な性能の物を作ることはできません。

これもかなり研究しました。姉のために中学生の時に製作した コーラル ベータ8のバックロードホーンは 設計図をメーカーから取り寄せ、その設計をローサーなどの設計図などと比較してかなり研究したものです。 計算すると実は理論と合わない部分が有るんですね。あまりに巨大すぎて作れないとか そういう部分を まあ 良い意味でごまかすわけです。 そこをどう処理するかが設計者の力量になりますし、味にもなっていると思います。

この設計図も 本の間から出てきました。かなりうれしいです。 (^^)

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ということで いろいろ作ったり、聞いたり本当に充実していました。 このときから10年くらいが最も情報量があった時期ですね。 スピーカーやンプの世界の名器はかなり聞きまくりました。とくに友人が JBLやAR、他の友人はゴトーユニットなどのマルチを所有していたのと、アルバイトをしていたことも有りオーディオ屋さんがかなり好意的で、パラゴン始め 普段では絶対に聞けない古い名器や 当時の最高峰の名器の数々を自分のオーディオルームのように聞くことができたのはものすごい収穫になりました。 感謝しております。

その他 10年くらい前になりますが、実際にお目にかかることになった 安井明氏などが連載していた無線と実験はかなり目を通しています。

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特に興味があったのは やはり回路で、トランジスタACアンプ → トランジスタDCアンプ → FET DCアンプ などの変革の回路はとても勉強になりました。 回路設計そのものもそうですが、動作点の考え方など、教科書には無いオーディオ的な要素が含まれていてこういう部分が勉強になったのです。
しかし古いですね(汗)回路集などは 昭和42年・・・・ 無線と実験等の雑誌は 昭和51年ですから(1976年)35年ほど前です(大汗)

最近(汗)になりますと

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やステレオサウンドと言った雑誌を見ていましたが、前述の 「理論と実際のさじ加減」的な記事を見つけました。
長岡鉄男さんの 記事ですが、 インピーダンス整合に関する記事ですが、 本当はしないと問題 → 回路は音質劣化の原因になる → こうやると省略できる というような きちんとした理論の中で排除するための手法が書いてありました。 闇雲に「外した方が良い」というような話が良くある中で 流石と思いました。

最近では、流石にじぶんの回りの業界紙や自分の書いている本などの中身をみることが多くなりました。

最新号は 

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パソコンの電源対策を考える ということで 理論を超易しく書いていますが、 理論の上に則って良い音を追求していただきたいと思います。

私が大学でオーディオ関連の論文を書いていた頃は オーディオ論的な学問はほとんどありませんでした。しかしながら 物理現象に関しては当然ながら理論は有り、 音響に関しては機械的な物も含め、そのほとんどが理論で証明できるものです。まあ 人間が介在すると、主観になり難しい面はありますが、しかし アンプの回路を作って音が十人十色、まともに動かない場合(動作はしているが理論的に最高の動作では無い)もあることは 既に述べましたが、理論的にその音の差や動作の差は証明できる物です。 販売されている物も 絶対的に完璧では無く、商品として 満足できるものであれど、その全てが完璧なものではなく、逆に、様々な商売上の理由により 100%の性能を発揮できていないものが多いのです。 私も含め 全ての設計者が完璧なわけではありませんので 消費者側で気がつくこともあります。さらに素人でも簡単にできることも有りますので 自分で解決できるところは 是非解決する参考にしていただきたいと思います。

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