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ヘルメットの謎と寿命 [車・バイク]

皆様はどんなヘルメットをお使いですか?
ヘルメット選びは 価格は勿論ですが、使い方や使用頻度や頭の形など いろいろあるので非常に難しいですね。

以前から 不思議に思っていたことなどを羅列してみたいと思います。

まず 原付でのお買い物など普段使いとお財布に優しそうな
ニスコ(nisco) オープンフェイスヘルメット シルバー NT-022

大型バイクも高速もOKで当然PSCマークも有り 激安です。
実は 私は ジェット型のヘルメットが好きで、初めて被ったヘルメットは アライのジェットでした。
フルフェイスに比較して 視野が広く感じ かつ 音も良く聞こえるので そういう意味では安全です。 町中では ジェット型の方が格段に安全で便利な気がします。

・・・と 全く同じようなヘルメットみつけました



どこから見ても同じようなのですが(微妙に違いますが、ロックなど似ています) ニスコ(nisco) の方が少し安価です。 OEMかどうか そこまで調べていないので分かりませんが、実際に使って見ますと ニコスはこんなに安価なのに とにかく具合が良いです。まあ 大型バイクや高速道路もOKとは言っていますが、別の物も何個かありますので 原付に乗るときや町中をゆっくり走るとき以外にはあまり使いませんが・・・・

さて 次はヘルメットの寿命です。 よく 3年とか 落としただけでアウト とかいろいろ聞きますが、本当なのでしょうか???
安全性の取得で最も難しいらしいのがスネル規格
これを取得して普通に買えるのは アライだけのようです。よく分からないけれど とにかく安全な方が良い と言うことですと、前述の 自然で見やすい と言うような事を無視すれば アライのフルフェースが安全そうです。




ただ 価格が 前述の 10倍以上するので、これを 3年ごとに変えるのはなんだかイヤですよね。もったいない・・・・で昔は3年なんて言うことは言われていなかった気がするので再度 調べました。

結果 アライに関しては やはり3年寿命とか そういう事はありません。メーカーで記載があります。

アライでは まず古いヘルメットの内装が古くなったりしたら交換も出来ます。
http://www.arai.co.jp/jpn/faq/fq_top.htm#q2
まあ あまり古いのは保守部品が無いので駄目そうですが これは 寿命との兼ね合いでは無さそうですが、どうなんでしょうか?

。。。。で 寿命に関係してそうで 巷で良く聞いた話。 コンクリートの上に落としたら打目になるというのは???

アライが作っている品種には関係なさそうで 下記のように 「たとえ地面がコンクリートであっても大丈夫です。外観の塗装がはがれる程度なら、安全性能に問題はありません。」 とのこと

http://www.arai.co.jp/jpn/faq/fq_top.htm#q3

ちなみにSHIOEIでは 「一度の衝撃・・・・」となっていまして 落とした場合でも 検査を受けるように奨めています。

アライが 更に凄いのは 転倒していた際にかぶっていたヘルメットは使えるか!?
なんだか 絶対駄目そうなのですが、アライでは 「弊社品質管理課まで事故の状況説明と共にヘルメットをお送り頂き、再使用可能かどうか検査を依頼されるか、新しいヘルメットをご購入ください。
※ヘルメットの検査自体は無料です。。。。。」
とのこと。 SHOUEIは ご相談下さい ということのようです。

http://www.arai.co.jp/jpn/faq/fq_top.htm#q4

ちなみに 3年というのは アライでは SGマーク (製品安全協会の被害者救済制度)の有効期限(ヘルメット着用開始から3年)を目安に、お買い替えをお勧めしています とのことで 保険が付くから と言うのが真相のようです。 「お勧め」だからです。

さてさて ところが・・・・・ 全てのメーカーでそうかどうかは また違ってくるはずです。
規格も違いますし 私が感じたのは 合成樹脂に限らず全ての物は 経年変化を起こすからです。
なんだか またまたオーディオとも関係してきますね。 アレニウスの定理とか(汗

さてさて 実は プラスチックってかなり劣化するのをご存じですか?
たとえば ポリプロピレン。ヒモなど薄いものですと 数年でボロボロになり、埃のように分解してしまいます。 もちろん ポリエチレンのように何十年経っても問題無いような物もありますが、品種によっては問題ありそうですよね。

さてさて 普段会社で使っている 保護帽はどうなんでしょうか? 気になりました。ABS樹脂製です。

一般社団法人日本ヘルメット工業会(JHMA)や有名どころのミドリ安全さんなんかを参考にしますと

ABS、PC、PE製(熱可塑性樹脂) 異常が認められなくても3年以内
FRP製(熱硬化性樹脂) 異常が認められなくても5年以内
装着体 異常が認められなくても1年以内

ということで やはり樹脂の耐用年数に関係があるようです。
前述の リード工業 バイクヘルメット ジェット CROSS CR-720 は
本体:ABS シールド:ポリカーボネイト
ということですので ミドリ安全さんのところから推測するに 3年ですね。

アライの場合は 主原料は グラスファイバー。 天井部などには更に違うものが追加で使われて入るみたいですが、まあ 全体的にはグラスファイバーを使用した 熱硬化性プラスチックで固めた FRPのようです。そう考えると 前述からだと 5年。

まあ 素人が勝手に推測した部分もありますが、アライが 文面からは寿命は3年とは言っていないことを考えると 最低でも5年は持ちそうな気がします。どうだろうか!?

さて 他社には無い SNELL規格を前面に押し出しているアライの凄いところですが、一応参考のため調べてみました。かなり古いデータですが(汗)昔バイクを乗り始めた際調べたのですが・・・・

いろいろ調べていたら有りました!
----------------アライより抜粋
スネル1975年規格が施行されている。規格は構造と試験方法とからなるが、中でも最もシビアなものは、衝撃吸収テストでいかなる場合にも加速度は300G以内という極めてきびしい数値を採用していることだ。
・・・・
 テストの際の衝撃エネルギーの大きさは、ちなみにJIS第2種レース用規格の約2倍・・・・
----------------

調べたのは 1975年・・・ と書かれていますので 5年ごとに厳しくなっているということのようで現在では M2015です。これからすると 少なくとも あまり古い物は安全の為にやめた方が良いですね。

まあ 寿命等に関しては、私が個人的に調べただけなので 実際にはメーカーに良く確認した方が良いです。

と言うことですが、自分の経済状況や使用方法に上手く合わせて楽しく安全に バイクはもちろんですが、仕事などでも安全のためと、気分的にもしっかりと寿命を知って安心して ヘルメットをかぶろうと思った次第です。

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