音楽販売形式と音質 大きな課題 [オーディオ]
データが同じであれば 同じ音質になる可能性がある と言うことは述べました。
変わるのは いわゆるデータでは無い再生側の時間軸に関するアナログ的な影響があるから と言うことも簡単ですが述べました。
測定してもよくわからない程度の差 ということですが、変わりますね。
しかし 実は 非常に大きな問題があります。ずっと途中で書いてきた言葉です。
それは 「原本」についてです。 音楽を手元に残すために何が良いのか!? という様な意味も含みます。
元の音楽を良い音で聴きたい ということで、できるだけ良い機材で再生します。レコードやCD再生などで行われてきた手法ですね。
ところが 最近の様相は変わっているのです。CDは 同じCDであれば、誰がどこで買っても同じものですし、少なくともCDのマスターと同じ物になります。レコードだったら 同じレコードであれば マスター盤ですね。余談ですが、プレスは初期盤が良いとか 色々ありました。これは 本当かどうかは別にして原盤が減るとかそういう意味合いですね。
少なくとも これまでは よりよい再生装置であれば、現本 に近い音になっていくはずですよね。
最近では 配信が主流になってきていますが、どうなんでしょうか? 高音質ということで FLACなどでダウンロードできます。例えば e-ONKYO MUSICでは flac 96kHz/24bitでダウンロードできますよね。 それ自体は、もちろん 誰がダウンロードしても同じですが、元のマスターCDとはデータは当然異なります。CDは 44.1KHz/16bitです。
そもそも データは異なります。 「それは当たり前で 96kHz/24bitの方が高音質に決まっている!」 と言いたい気持ちはわかりますが、そうでしょうか?
つまり flac 96kHz/24bitでダウンロードできるものをWAVに変換したものが、CDになる前のマスタ-かどうかはわかりませんし、一般の方は知る方法も無いです。
つまり、違う物の可能性もあるわけですから、どちらも正解で、CDの方が音楽として良いという人もいても良いですし、flac 96kHz/24bitのダウンロード版(wav96kHz/24bitのダウンロード版も同じ)の方が良いと思う人もいても良いですよね。
あとMQAと言う物も存在しますが、どうやら 可逆変換では無いみたいです。ただ うたい文句を見ると マスターサウンドに近い?? 言い換えると 「マスターとは別物だけれどマスターに近い」 という感じでしょうか? どうなんでしょうか?
と言うことですが、いろいろな配信フォーマットはさておいて 下記は いろいろ考えさせられる一つの例です。
下記2つはダウンロードした96KHz24bitデータのFFT分析結果ですが、20KHz以上の様相がかなり違います。
このデータは 24KHz程度までは 音楽信号が入っているように感じます。
自然な音は 20KHz以上はドンドン発生源がなくなっていきますので 無いのが正常だと思われますのでこんな感じでしょう。確かにハイレゾの効果有り という感じですね。というのは CDのように 20KHzギリギリだと フィルタなどの影響が可聴帯域内に入ってくるからです。また 分解能は 24bitの方が良いですよね。
ところが 下記です。
20KHz以上ですが、音楽が終わるくらいに比較した物ですが、20KHz以下は40dB 程度下がっていくのに対して 10dB程度しか下がらず なんと 音楽が鳴っているときも5KHz程度と同じレベル、音楽が終わりに近づいた際には1KHzと同じ音量の 10KHzより 60dB以上も大きな音で45KHzくらいが鳴り響いています。
これは変ですよね。ビット側 つまりレベル側は分解能は高い方が良いのですが、この45KHzは 何なのでしょうか?
45KHzは 人は聞こえませんし、(音程がわかるとかそういう意味で)楽器も無いはずですが、人間がもし聞こえていたらとんでもないことになりますよね。何故?
一つ考えられるのは デルタシグマ変換時のノイズシェーピング? それとも別の理由?
見るからにレベル変動が無く音楽信号っぽく無いです(^^ゞ。でも そうなると 20KHz以上は音楽信号は無いと言うことに・・・・ 前の物はありますよね。ハイレゾで同じ96KHzと言っても いろいろあります。この音源の場合 音楽の音としての変化が無いようなので マスターは 20KHz程度までなのかもしれません。
・・・と まあ 私としては 超音波を発する楽器は無い?と思うので 帯域外は自然にレベルが落ちていく方が良いと思うのですが、考えさせられる一つの例です。
訳がわからなくなりそうなので 次回はまとめてみたいと思います。
変わるのは いわゆるデータでは無い再生側の時間軸に関するアナログ的な影響があるから と言うことも簡単ですが述べました。
測定してもよくわからない程度の差 ということですが、変わりますね。
しかし 実は 非常に大きな問題があります。ずっと途中で書いてきた言葉です。
それは 「原本」についてです。 音楽を手元に残すために何が良いのか!? という様な意味も含みます。
元の音楽を良い音で聴きたい ということで、できるだけ良い機材で再生します。レコードやCD再生などで行われてきた手法ですね。
ところが 最近の様相は変わっているのです。CDは 同じCDであれば、誰がどこで買っても同じものですし、少なくともCDのマスターと同じ物になります。レコードだったら 同じレコードであれば マスター盤ですね。余談ですが、プレスは初期盤が良いとか 色々ありました。これは 本当かどうかは別にして原盤が減るとかそういう意味合いですね。
少なくとも これまでは よりよい再生装置であれば、現本 に近い音になっていくはずですよね。
最近では 配信が主流になってきていますが、どうなんでしょうか? 高音質ということで FLACなどでダウンロードできます。例えば e-ONKYO MUSICでは flac 96kHz/24bitでダウンロードできますよね。 それ自体は、もちろん 誰がダウンロードしても同じですが、元のマスターCDとはデータは当然異なります。CDは 44.1KHz/16bitです。
そもそも データは異なります。 「それは当たり前で 96kHz/24bitの方が高音質に決まっている!」 と言いたい気持ちはわかりますが、そうでしょうか?
つまり flac 96kHz/24bitでダウンロードできるものをWAVに変換したものが、CDになる前のマスタ-かどうかはわかりませんし、一般の方は知る方法も無いです。
つまり、違う物の可能性もあるわけですから、どちらも正解で、CDの方が音楽として良いという人もいても良いですし、flac 96kHz/24bitのダウンロード版(wav96kHz/24bitのダウンロード版も同じ)の方が良いと思う人もいても良いですよね。
あとMQAと言う物も存在しますが、どうやら 可逆変換では無いみたいです。ただ うたい文句を見ると マスターサウンドに近い?? 言い換えると 「マスターとは別物だけれどマスターに近い」 という感じでしょうか? どうなんでしょうか?
と言うことですが、いろいろな配信フォーマットはさておいて 下記は いろいろ考えさせられる一つの例です。
下記2つはダウンロードした96KHz24bitデータのFFT分析結果ですが、20KHz以上の様相がかなり違います。
このデータは 24KHz程度までは 音楽信号が入っているように感じます。
自然な音は 20KHz以上はドンドン発生源がなくなっていきますので 無いのが正常だと思われますのでこんな感じでしょう。確かにハイレゾの効果有り という感じですね。というのは CDのように 20KHzギリギリだと フィルタなどの影響が可聴帯域内に入ってくるからです。また 分解能は 24bitの方が良いですよね。
ところが 下記です。
20KHz以上ですが、音楽が終わるくらいに比較した物ですが、20KHz以下は40dB 程度下がっていくのに対して 10dB程度しか下がらず なんと 音楽が鳴っているときも5KHz程度と同じレベル、音楽が終わりに近づいた際には1KHzと同じ音量の 10KHzより 60dB以上も大きな音で45KHzくらいが鳴り響いています。
これは変ですよね。ビット側 つまりレベル側は分解能は高い方が良いのですが、この45KHzは 何なのでしょうか?
45KHzは 人は聞こえませんし、(音程がわかるとかそういう意味で)楽器も無いはずですが、人間がもし聞こえていたらとんでもないことになりますよね。何故?
一つ考えられるのは デルタシグマ変換時のノイズシェーピング? それとも別の理由?
見るからにレベル変動が無く音楽信号っぽく無いです(^^ゞ。でも そうなると 20KHz以上は音楽信号は無いと言うことに・・・・ 前の物はありますよね。ハイレゾで同じ96KHzと言っても いろいろあります。この音源の場合 音楽の音としての変化が無いようなので マスターは 20KHz程度までなのかもしれません。
・・・と まあ 私としては 超音波を発する楽器は無い?と思うので 帯域外は自然にレベルが落ちていく方が良いと思うのですが、考えさせられる一つの例です。
訳がわからなくなりそうなので 次回はまとめてみたいと思います。
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