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音楽販売形式と音質 [オーディオ]

さて 音源と言うことで CDや配信に頼りますが、そんな話題を!

最近は音楽を楽しむ環境が大きく変わってきましたね!
大昔は、配信というと FMエアチェック なんていう今となってはあり得ない?かもしれない方法が主流でした。いわゆる FM放送の音楽をテープレコーダーで録音して楽しむのですが、若い頃は高額なレコードを買うことができず、もっぱらこんな方法で音楽を楽しんでいました。
ただ ラジオですので、録音にはノイズがつきものです。シャーという ノイズなら未だ良いのですが、蛍光灯の点灯管動作のノイズ(今では 点灯管すらもうほとんど無いですね)などがはいったり
雷などでノイズが入ったりと、録音機器だけで無く、運や環境に大きく音質が左右されました。

さて私がデータプレイヤー DPAT-01を発表した 2001~2002年当時 データとはなんぞや? みたいな感じで言われていたのですが、最近はそれより配信が主流となっていますし、無料という面から言うと radikoみたいな ラジオ形式や 好きな音楽を選べるオンデマンドのSpotifyもあります。まあ Spotify は 時間制限がありますが、それでも音楽を電波などの大きなノイズ無しで楽しめます。ある意味 良い時代になったものです。簡単すぎて 昔のエアチェックのように、遊んでいる感覚や 達成感? みたいな充実感は勿論無いですが・・・
そういえば radikoなどは とんでもなく高音質ですね。 ラジオ放送として聞いている感覚とは全く異なります。

さて ただ やはり音質となるとデジタル音楽も色々問題は有るようです。

それは 未だに、ファイル形式で色々話題が尽きないことに違和感を感じます。

デジタルでの音楽は 基本的に条件が同じで データが同じであれば、音質は変わらないのですが、多くの比較記事では 条件が異なっているにもかかわらず音質問題と配信形式の問題をゴチャゴチャにしているように見受けられます。

例えば FLAC VS WAV これは ほんの一例で わかりやすいので書いただけです。似た事例が沢山あります。

FLACは WAVと 可逆変化ですので、音楽PCMデータは変わりません
実験してみればわかることですが、例えば 映像編集の VEGAS でWAVでレンダリングしたデータを FLACに変えてまた WAVにしてみて FLACからWAVにしたデータと 元のWAVを比較しても全く相違はありません。

では なせ 様々な誤解があるかというと それは 時間軸を考慮していないからです。

よくある表現が 「元の音声データからの音質の劣化がない」 という感じで言われることがあるのですが、これは 大きな間違いがあります。

それは 音声データ と 音質 が比較対象となるためには 元の音楽に戻すための時間軸が必要だからです。時間軸まで含めた音質問題にするので、誤解だらけになります。

実は 「FLACは可逆圧縮なので圧縮にともなう音楽データの劣化はありません」位な感じが正解になります。

言い換えると 可逆変換では無い圧縮方式は 当然データが変わるので、時間軸の関与を論議するまでも無く音質は変わると容易に推測できます。データが変われば 条件が同じでも音は変わります

あたりまえですね。

次回は似たような別の問題を探ってみたいと思います。 主題は似ていますが 実際に再生した時の WAV VS FLACです!

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