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あのクリアーで高分解なサウンドはどうして生まれるのか!? その3 [オーディオ]

前回は 車のイメージでお話しました。極太道路1本 と 一台毎の道

おつきあいのある技術屋さんと話をしますと 最終的には 「妥協の産物」 と言う言葉を聞きます。  これは 商品ですから価格が決まっていて 仕方が無いことなのですが、理想に燃えている場合は 出来るだけ妥協は上の方にしたいところですよね。 出来れば何とかしたい!?

まあ 予算に限りは有るので 本当に難しいのですが・・・・
1000台の車をどうやって安全に速く走らせるか!? 

・・・・で 
最近の若手技術屋さんは とにかく ベタアースにしたがります。 いや 技術屋さんというより、 均一な性能を続けるために みたいなところも多いです。 前回も少しお話しました。 実際に売られている機材を改造する際見ますと そのほとんどがベタアースになっています。 インピーダンスを下げるには 良い方法ですし、最近ではデジタルノイズやスイッチング系の回路が多く、クロック系のシールドなど必要に迫られて・・・、部分的にはアースのインピーダンスを下げる、電源回路のインピーダンスを下げるなど いろいろな分野で使われます。
しかしながら 太いワイヤーで・・・・ や ベタアースには 大きな欠点があります。それは 何度も何度も言っていますが、共通インピーダンスの塊になります。
超高精度計測では これらはものすごく大きな問題になります。 簡単に言いますと 他の電流の影響が 混ざってしまうのです。共通インピーダンスですから当たり前ですね。
沢山の車が同時に走るわけですね。 ぶつかり合います。

他の影響がほとんど無いのが 共通インピーダンスが無い 一点アース方式です。
これですと 共有している もの以外は他の影響はありません。 

大きな欠点は、クロックなどの回路は作りにくいのと インピーダンスが低いことによるシールド効果はありませんし、基板作りでは アースラインだけで とんでもなく苦労し、なおかつ アースラインが邪魔で信号ラインが通りづらくなってしまい、大変です。

ちょっとまとめますと
1,1000台の車を1000本の道で走らせる事から始まり 行き先や共通のグループなどを作り 安全に緩衝しない本数にまで減らす。

2,とにかく 全部道路にし 通れないところは 封鎖していく

同じ回路を 1と2で作った音!? 次回をお楽しみに

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