新型レヴォーグ オーディオ調整と測定 について [オーディオ]
この記事をアップした際 アクセス数がものすごく、皆さん レヴォーグのオーディオに関して関心があるのだなあ と実はビックリしました。
と同時に私のように、純正オーディオで アイサイトXとの関連があるので、心配されている人も多いのではと感じました。
初めて USBにデータを入れて再生した際には 「取りあえずこんなものかなあ」 と思ったのと同時に「低音が無く高音がきつい!」と思ってしまったのですが、調整をして 素直な音になったときは 逆に全く問題無いのではなく かなり良い音で楽しむことができる と思いました。
静粛性だけをとれば 騒音計で測ればおしまいなのですが、実は騒音とオーディオとは趣が異なります。
オーディオでは 別の視点から見ないと調整はできないので、なぜ騒音だけではは無いのか など少し解説してみたいと思います。
さて 騒音計は 全ての周波数の騒音をフラットに測っている物では無い という事に注意が必要です。
これは 騒音レベルの測定では常に A 特性を使って測定 しているからです。
A特性というのは オーディオ機器のスペックによく出てくる言葉なのですが、人間のラウドネス特性に合わせて 実態に合わせた測定 ということになります。
ラウドネス特性というのは 人は2~3KHz近辺に比べ 低音や高音は聞こえずらくなっていくという特性があります。例えば低域側は100Hzで 約マイナス20dB 位聞こえづらくなります。
詳しく知りたい方は日本電気計測器工業会 などのウエブページに細かい事が掲載されています。
これに合わせて 計測されるのが騒音計での計測です。
ということは 逆に言うと 低域側は 100Hz に 騒音が 20dB多くあっても 少なく表示(人は低い周波数の騒音を余り感じないため) と言うことになります。
これは オーディオ再生にとっては問題と言う訳なのです。
なにしろ 音楽だって低音はあるわけで、低音が無ければ音楽は そのままの音楽で無くなりますよね。
そして 普通は 再生は 聞こえ方には関係なく、できるだけフラットに再生したいということは 明らかです。
つまり 騒音計では無く実際に どんな騒音が出て、音楽はどうなっているのか測定してみたと言うことです。
A特性 では 100Hz は 約20dB低く感じるとのことですが、音楽も同じ音量で出ているとそれも20dB低く聞こえることになります。これは 当然です。
あっ と思う人もいるはずです。2つの音楽が同じ音量で混じっていると想像してみてください。これでは 音楽はきちんと聞こえないですよね。そもそも 騒音と同じ音量の音楽は 嫌ですよね。
ここで考えるのは 音楽よりも騒音を減らす
または 騒音より音楽を大きな音で鳴らす
ということなのです。
つまり 騒音計での値では無く、実際に出ている騒音レベルより音楽の音量を上げたい ということです。
騒音は減らせないからです。
そこで この赤い部分に着目。
1KHzと殆ど差が無い状況にまでなっているので その近辺の低音のレベルを上げてあげる。 と言うことになるのです。騒音は下げられないからです。そして 音楽の音量はむやみにあげたくない という理由もあります。
家庭で聞くオーディオでは 音楽を作られたそのままの状態で聞く場合には フラットな再生が基本ですよね。
今回のように中域よりも低域を持ち上げたらそれは 音楽を崩しています。
しかしながら 車という ノイズが多大にある環境下 かつ 車が動いている場合での再生ですから、騒音が全く問題なくなるような大音量では無く、運転に支障の無い音量や できれば BGMなど、人が話せる音量程度でも音楽をきちんと聞くことができるように 低域のレベルを上げたと言うことなのです。
中音は レヴォーグが静粛性が高いと言うことで これを利用しない手はありません。
問題は 低域だけだと思っています。
車での再生でも、大音量で聞く場合はこの限りではありません。 騒音より音楽のレベルを上げてしまえばいいわけです。
逆に こういう目的では、スバル の新型レヴォーグの アイサイトX標準の オーディオでは多分適さないでしょう。
理由は 大音量になるとスイッチ部が共振しましたし、そもそも外部の音も聞こえなくなるので危険です。
停止している状態で 大きな音で聞きたい と言うことであれば、その限りではありませんが、逆に 停止中は結構騒音も少ないので、大きめの音であればフラットに近いイコライジングでも比較的良い音で楽しめると思います。この場合でも 中低音の落ち込みは気になりますので そのあたりは、色々調整して自分の好みに合わせると良いです。
今日は 家族 3人で買い物に行きました。BGMとしてずっと音楽をかけていましたが、その音楽が聞くことができる状態で 後席と前席で話もできました。
いろいろテストしてみていますが、音質自体は問題となるような感じでは無いので調整することで、十分楽しく音楽を楽しめる かなり静粛性が高い車に感じます。
と同時に私のように、純正オーディオで アイサイトXとの関連があるので、心配されている人も多いのではと感じました。
初めて USBにデータを入れて再生した際には 「取りあえずこんなものかなあ」 と思ったのと同時に「低音が無く高音がきつい!」と思ってしまったのですが、調整をして 素直な音になったときは 逆に全く問題無いのではなく かなり良い音で楽しむことができる と思いました。
静粛性だけをとれば 騒音計で測ればおしまいなのですが、実は騒音とオーディオとは趣が異なります。
オーディオでは 別の視点から見ないと調整はできないので、なぜ騒音だけではは無いのか など少し解説してみたいと思います。
さて 騒音計は 全ての周波数の騒音をフラットに測っている物では無い という事に注意が必要です。
これは 騒音レベルの測定では常に A 特性を使って測定 しているからです。
A特性というのは オーディオ機器のスペックによく出てくる言葉なのですが、人間のラウドネス特性に合わせて 実態に合わせた測定 ということになります。
ラウドネス特性というのは 人は2~3KHz近辺に比べ 低音や高音は聞こえずらくなっていくという特性があります。例えば低域側は100Hzで 約マイナス20dB 位聞こえづらくなります。
詳しく知りたい方は日本電気計測器工業会 などのウエブページに細かい事が掲載されています。
これに合わせて 計測されるのが騒音計での計測です。
ということは 逆に言うと 低域側は 100Hz に 騒音が 20dB多くあっても 少なく表示(人は低い周波数の騒音を余り感じないため) と言うことになります。
これは オーディオ再生にとっては問題と言う訳なのです。
なにしろ 音楽だって低音はあるわけで、低音が無ければ音楽は そのままの音楽で無くなりますよね。
そして 普通は 再生は 聞こえ方には関係なく、できるだけフラットに再生したいということは 明らかです。
つまり 騒音計では無く実際に どんな騒音が出て、音楽はどうなっているのか測定してみたと言うことです。
A特性 では 100Hz は 約20dB低く感じるとのことですが、音楽も同じ音量で出ているとそれも20dB低く聞こえることになります。これは 当然です。
あっ と思う人もいるはずです。2つの音楽が同じ音量で混じっていると想像してみてください。これでは 音楽はきちんと聞こえないですよね。そもそも 騒音と同じ音量の音楽は 嫌ですよね。
ここで考えるのは 音楽よりも騒音を減らす
または 騒音より音楽を大きな音で鳴らす
ということなのです。
つまり 騒音計での値では無く、実際に出ている騒音レベルより音楽の音量を上げたい ということです。
騒音は減らせないからです。
そこで この赤い部分に着目。
1KHzと殆ど差が無い状況にまでなっているので その近辺の低音のレベルを上げてあげる。 と言うことになるのです。騒音は下げられないからです。そして 音楽の音量はむやみにあげたくない という理由もあります。
家庭で聞くオーディオでは 音楽を作られたそのままの状態で聞く場合には フラットな再生が基本ですよね。
今回のように中域よりも低域を持ち上げたらそれは 音楽を崩しています。
しかしながら 車という ノイズが多大にある環境下 かつ 車が動いている場合での再生ですから、騒音が全く問題なくなるような大音量では無く、運転に支障の無い音量や できれば BGMなど、人が話せる音量程度でも音楽をきちんと聞くことができるように 低域のレベルを上げたと言うことなのです。
中音は レヴォーグが静粛性が高いと言うことで これを利用しない手はありません。
問題は 低域だけだと思っています。
車での再生でも、大音量で聞く場合はこの限りではありません。 騒音より音楽のレベルを上げてしまえばいいわけです。
逆に こういう目的では、スバル の新型レヴォーグの アイサイトX標準の オーディオでは多分適さないでしょう。
理由は 大音量になるとスイッチ部が共振しましたし、そもそも外部の音も聞こえなくなるので危険です。
停止している状態で 大きな音で聞きたい と言うことであれば、その限りではありませんが、逆に 停止中は結構騒音も少ないので、大きめの音であればフラットに近いイコライジングでも比較的良い音で楽しめると思います。この場合でも 中低音の落ち込みは気になりますので そのあたりは、色々調整して自分の好みに合わせると良いです。
今日は 家族 3人で買い物に行きました。BGMとしてずっと音楽をかけていましたが、その音楽が聞くことができる状態で 後席と前席で話もできました。
いろいろテストしてみていますが、音質自体は問題となるような感じでは無いので調整することで、十分楽しく音楽を楽しめる かなり静粛性が高い車に感じます。
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